海南市議会 > 2011-03-07 >
03月07日-06号

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  1. 海南市議会 2011-03-07
    03月07日-06号


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    平成23年  2月 定例会                平成23年            海南市議会2月定例会会議録                 第6号            平成23年3月7日(月曜日)---------------------------------------議事日程第6号平成23年3月7日(月)午前9時30分開議日程第1 議案第22号 平成23年度海南市一般会計予算日程第2 議案第23号 平成23年度海南市国民健康保険特別会計予算日程第3 議案第24号 平成23年度海南市後期高齢者医療特別会計予算日程第4 議案第25号 平成23年度海南市介護保険特別会計予算日程第5 議案第26号 平成23年度海南市地域排水処理事業特別会計予算日程第6 議案第27号 平成23年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第7 議案第28号 平成23年度海南市港湾施設事業特別会計予算日程第8 議案第29号 平成23年度海南市簡易水道事業特別会計予算日程第9 議案第30号 平成23年度海南市水道事業会計予算日程第10 議案第21号 平成22年度海南市民病院事業会計補正予算(第3号)日程第11 議案第44号 平成22年度海南市民病院事業会計補正予算(第4号)日程第12 議案第31号 平成23年度海南市民病院事業会計予算日程第13 議案第45号 平成23年度海南市民病院事業会計補正予算(第1号)日程第14 議案第32号 海南市教育委員会委員任命の同意について日程第15 議案第33号 海南市公平委員会委員選任の同意について日程第16 議案第34号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第17 議案第35号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第18 議案第36号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第19 議案第37号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第20 議案第38号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第21 議案第39号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について---------------------------------------本日の会議に付した事件日程第1 議案第22号 平成23年度海南市一般会計予算---------------------------------------出席議員(21名)      1番  川崎一樹君      2番  川口政夫君      3番  磯崎誠治君      4番  前山進一君      5番  黒木良夫君      6番  中家悦生君      7番  黒原章至君      9番  栗本量生君     10番  宮本憲治君     11番  上田弘志君     12番  岡 義明君     13番  橋爪美惠子君     14番  河野敬二君     15番  寺脇寛治君     16番  出口茂治君     17番  山部 弘君     18番  川端 進君     19番  宮本勝利君     20番  片山光生君     21番  中西 徹君     22番  美ノ谷 徹君欠席議員(1名)      8番  榊原徳昭君 -------------------説明のため出席した者   市長          神出政巳君   副市長         宮脇昭博君   総務部長        伊藤明雄君   まちづくり部長     北口和彦君   教育長         西原孝幸君   教育次長        谷 勝美君   消防長         岩崎好生君   企画財政課長      塩崎貞男君   総務課長        岡本芳伸君   建設課長        畠中康行君   都市整備課長      畑中 正君   管理課長兼港湾防災管理事務所長               田尻信樹君   産業振興課長      橋本正義君   区画整理課長      田村 博君   地籍調査課長      炭 典樹君   教育委員会総務課長   池田 稔君   学校教育課長      井川勝利君   生涯学習課長      田幡好章君   海南下津高等学校事務長 西坂公雄君   消防次長兼海南消防署長 谷山 桂君   消防本部総務課長    平尾千明君   警防課長        木地啓二君   予防課長        廣田芳三君   農業委員会事務局長   森 保人君 -------------------事務局職員出席者   事務局長        寺本順一君   次長          坂部泰生君   専門員         瀬野耕平君   主査          津田修作君 ------------------- △午前9時30分開議 ○議長(磯崎誠治君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 ------------------- △日程第1 議案第22号 平成23年度海南市一般会計予算 ○議長(磯崎誠治君) これより日程に入ります。 日程第1 議案第22号 平成23年度海南市一般会計予算を議題といたします。 5款農林水産業費について、御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) おはようございます。 例によって、イノシシの問題で、鳥獣被害の問題で予算との関係で質疑をいたします。 聞くところによると、知事がことしの予算の大きな、県予算ですよ、の目玉としてイノシシ鳥獣被害の対策が、海南、また海草もひどいのですが全県的に大変な状況だということで、大きく予算がふえましたし、考え方も変わったということを聞いております。 そこで質問に入ります。 まず、基本的な部分で、ちょっとどれがどれかわかりにくいんでね、こっちのほうが質問しやすいんで、申しわけないですが、予算の概要のところ、62ページと63ページ、こっちのほうが見やすいんで、えらいすいませんが、そっちで質疑することを議長、ちょっとお許しください。 62ページからイノシシ防護柵設置事業防護柵設置支援事業、箱わな、わな猟、それから63ページに有害鳥獣捕獲事業というふうに、わかりやすく補助率、補助等についてもこの県費というふうに3分の1とか3分の2とか書かれてます。 ほいでね、そこで防護さくの問題ですが、今まで受益農家2戸以上でなければ、この防護さくの設置について補助をしないということでありましたけれども、1戸でもできるようになりましたね。それで、そういうような関係で、それも1つですし、また銃器による捕獲経費の補助上限額が1頭5,000円から1万円になったとか、もちろん海南市独自の、市長ね、施策も農家に負担をせずにやっていただいてるということについても、私、存じ上げております。 言いたいのは、質疑したいのは、県費て書いてくれてますけれども、県の補助との関係で海南市がどう、県の補助が、例えばここにあるように、この制度がこう変わったけれども海南市はこうやという、県費の上では3分の1ある、ここに書かれてるように県費のほうには2分の1、3分の1だというふうに、これはもうわかるんですがね、県の事業との関係で海南市の事業が今こうでこう変わったという説明をしてほしいんですわ。 今いろいろと県の補助に対する問題も聞いてますので、それはここでは言いませんけれども、先ほど言いましたような、例えば具体的に言いましたような、今までだったら2戸以上でなければ防護さくの補助がなかったのを県は取っ払った。こういう関係では、海南市はどうされるのか。また、銃器の問題でいいますと、1頭5,000円から1万円にしたとか、いろいろと問題もあるようなこともお聞きをしてますのでね、県費の補助がこう変わって海南市はこうついていたとか、いや、ついていないという話をお聞かせ願いたいというふうに思います。 確かに、イノシシの防護は1軒だけではできやんというのはようわかるんですよ。しかし、県は県で補助対象を広げましたのでね、それはお願いします。 次に、水産業いきます。125、126ページです。 平成23年度は地域水産物供給基盤整備工事費ちゅうところで1億3,900万円出てます。当局からいろいろいただいた資料によりますと、平成23年度は塩津の突堤、それから戸坂の防波堤、これをやるんだということで、それはそれで私は必要な工事だというふうに思うんです。 ところがね、その水産総務費を見ても、特に水産総務費の中に漁業を育てるという方向の予算がどこにあるんかなというのがわからんのです。それちょっと教えてほしいんです。 なぜそういう嫌みみたいな質疑するのかということをちょっと言うときます。 菅内閣については今いろいろと国会でも審議をしてますけどもね、水産に関してはやっぱりことしの予算は、特に塩津や、また戸坂や、この近辺の海南市の水産漁業というのは、遠洋漁業じゃないですね。沿岸漁業ですね。沿岸漁業は捕獲量が下がってきてると。そのことを資源管理とか、それから漁業の所得補償とか、そういうことをせなあかんということで、国は言い出してきとるんです。これは前から言っとったと思うんですけどね。藻場の干潟の減少や磯焼けなどによる生産力低下のためのこの生育悪化で、そういうことを支援する漁業にしていこらと言うてるんです。 その点ね、ちょっとどの辺でそういう部分の、私は別にこの平成23年度のハードの事業がだめだということを言ってるんちゃうんですよ、ハードの事業をする上でね、例えば、今まで物揚げ場とかは、網を干したり網を揚げたりするための工事ですやろ。そやけど、実際、漁師さんが魚をとるようなことを手だてしていく事業のほうが大事だと思うんですね。 その点の、探したんやけれども、事業について、今年度はどう海南市として水産業を支援していくのですか。 その2点です。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 14番 河野議員鳥獣害対策について、まず御答弁申し上げます。 鳥獣害対策については、これまでのイノシシによる農作物の被害状況でございますが、約10年前から被害があらわれて、その対策を関係者や関係機関の協力を得ながら講じてまいりましたが、残念ながら被害が減っていないのが現状でございます。 現在では、市内のほとんどの地域に出没し、農作物の食害並びに田畑の畦畔、石垣の損壊など、農業生産活動に影響を与えています。 このたび、県では平成23年度以降、受益農家2戸以上という従来の要件を撤廃し、1戸でも事業の対象になると聞き及んでございます。 海南市では、従来から、対策は個人で頑張っても効果が上がりがたいという専門家の方の御意見を参考に、集落単位での防護さくの実施に対する資材支給を行ってまいりました。また、平成22年度より、従来の資材支給では地形的、地理的に集落単位で設置するのが困難である、被害を受けている地域内で防除に対する温度差がある等の理由で、集落単位での設置が困難である集落に対し、一定の条件を満たした場合、隣接する農地の2人以上所有者に対する資材を支給しています。 いずれの事業にしても、個人の対策ではなく周辺農家や地域全体で話し合いを行ってもらい、みんなで取り組むということを基本に対策を講じています。 今回の県の、防護さくで囲む中に受益農家が1戸しかない場合は補助対象としない、ただし地理的にやむを得ない場合は除くの要綱を撤廃したことは、従来の市の方針との整合性もとれないことから、1戸での事業実施について慎重な対応をとりたいと考えています。 しかし、周囲が山林に囲まれている、耕作放棄地に囲まれているといった2戸以上の実施が不可能であるという地理的に真にやむを得ない場合については、実施していきたいと思います。ただし、その場合においても1戸の申請ではなく、周辺農家と共同での申請ということにしたいというふうに考えております。 また、2点目の銃器による有害鳥獣捕獲につきましては、補助単価を倍増するというふうに聞き及んでます。5,000円から1万円でございますが。従来の事業では狩猟者に対する補助金は県2分の1、市2分の1となっており、今回、県の補助単価が上がることにより、従来の補助率では市費についても倍増となります。 しかし、県の案では、市町村の財政事情も勘案し、市の負担については現行の負担額以上の上乗せ、つまり5,000円以上の上乗せで対応してもよいという話であり、市としましては、現時点では市の負担額は現状の5,000円で対応したいと考えております。ただし、周辺の市町の状況を見ながら対応したいと考えております。 いずれにいたしましても、鳥獣被害は防護だけ、捕獲だけでは効果が上がりがたいものであります。防護と捕獲をバランスよく実施し、市といたしましても関係者の皆様方が協力して農作物被害を防止する取り組みができるような環境づくりを進め、その取り組みを支援させていただくことで被害の軽減に努めてまいりますので、御理解と御協力のほどをよろしくお願い申し上げます。 続きまして、水産業にかかわっての御質疑に対し、御答弁申し上げます。 水産総務費の予算でございますが、放流種苗の購入費41万円、つり公園シモツピアーランド関連で696万7,000円と普通旅費ということで、漁業振興に充てる予算としては少ないのですが、実務として和海地区水産業振興協議会、和海地区漁村青年協議会といった負担金を求められない協議会への人的協力、イベント時の水産PRや、漁協からの、何か助成事業はないかというような相談業務といった、予算にあらわれない業務もございます。 平成23年から漁業における所得補償制度も新たに開始する可能性もありますし、このところ燃料価格も随分上昇してきております。今後、新たな政策が展開され、市町村に対しての協力要請というものも十分予想されるところでございます。 議員御指摘のとおり、振興事業が余りにも少ないのではないかということでございますが、先ほども申し上げましたように、予算にあらわれない業務があるということで、まずは御理解いただきたく存じます。 しかしながら、今後漁業者の方の意見も十分お伺いしながら、漁業者みずからが何か積極的に取り組んでいくに当たって支援を必要とするのであれば、産業振興課といたしましても予算要求をさせていただくつもりでおりますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 水産業の件ですが、もう委員会でよろしくお願いします。 予算にあらわれやんってね、そやけどこれ一言だけ言うときますわ。もう質疑あえてしませんよ。 あんたとこね、漁港建設事業について、職員を市長も減らしてきたというふうに言われてましたけど、1人置いちゃんのよ、これわざわざ。そら大きな事業やからね、要る。これは建設課のやからあえて質問せえへんけれどもよ。そやけど、それぐらいに位置づけて、予算にあらわれてけえへんやん、これ。どこ見たってあれへんやん。そやからね、もうあんまり細かいことになりますからね、委員会でもやっていただきたいと思いますけれどもね。 具体的に言いますと、やっぱり戸坂のハモなどはもうほんまに有名でしたし、いろいろと大きな関西でも役割果たしてきましたけれども、しかしね、輸送の問題やいろんな形でハモについても大変な状況ですからね、やっぱり育てる事業を、こういう不景気の中ですからね、二次産業はほんまに大変ですからね、やっぱり第三次産業についても、港も整備するんですからね、やっぱり漁業のほうを育てる方向で、これはもう委員会でよろしく。 鳥獣被害よ。ちょっとようわからんのよ。銃器の捕獲の部分については、ようわかりました。 何がわからんかちゅうたら、これ62ページにイノシシ防護柵設置支援事業ってあらな、真ん中に。こっちでやりますよ、申しわけないですが、こっちのほうがわかりやすいんでね。 2戸以上の農業者団体に対し云々ってこう書いちゃいしょな。あなたもいろいろ言うてくれたけどよ、地形的にやむを得ない場合は除くというのは今まででも一緒やったいしょな。 そやから、質疑したいのはね、やっぱり近隣との、農協は海南・海草一つですからね、近隣との関係で、紀美野はどうするか知りませんよ、そやから、いろいろ言われましたけど、真にやむを得ないとかいろいろ言われたんやけれどもよ、今でも地形的にやむを得ない場合は除くていうふうにある。今の補助要綱でもあるんですからね。そやから、現行でも1軒当たりいけるんですから、もちろん基本的には私もそうやと思いますよ。大崎で県の事業がああいうことで、あれはあれで私ええことやと思てるんですが、この前突然切られたんでね。そやから、県が言うてることと非常に矛盾してるようなことがありますからね、現行でも地形的にやむを得ない場合は除くていうふうになってるし、ところが2戸以上の農業団体は云々って、これには書いてますわな。もうちょっと具体的に、1軒の申請ではだめなのか、それともやむを得ない場合はいけるんか、どういう形なんか、ちょっとあなたの答弁わかりにくかったんで、私ちょっと聞き漏らしたかもわかりませんけれども、聞き漏らしたかもわからん部分もあるかもわからんのやけれども、もうちょっと。 例えば、地形的にやむを得ない場合で1軒が申請してきたと。そこの1軒防いだら隣へも、近所もふさがるということになれば私は受けたらええと思うんですが、ちょっと具体的に、1軒でもいける場合についての考え方、市のね。県にすべてついていけと言うてるんちゃいますよ。そやけど、市の考え方、平成23年度の考え方について、防護柵設置支援事業についてもうちょっと具体的に教えてほしい。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 14番 河野議員鳥獣害対策についての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 先ほども答弁させていただきましたが、県では要綱の撤廃ということで、それでは市のほうは今後どのようにやっていくのかというふうな御趣旨の御質疑であったかと思います。 県の要綱につきましては、防護さくで囲む中に受益者農家が1戸しかない場合は補助しないというふうな、ただし地理的にやむを得ない場合は除くという要綱を撤廃したということでございまして、市の今までの方針とは違うわけなんでございますが、ただし、周囲が山林に囲まれているとか、あるいは耕作放棄地に囲まれてるといった2戸以上の実施が不可能であるという地理的なそういうふうな場合については、海南市のほうも1戸の防護さくについては対象としていきたいというふうに考えてます。 ただし、その場合においても、1戸の申請ではなく周辺の農家との同意書とか共同での申請をしていただくということになりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 同意書をもらうというのは、その補助する場合は書面だけの受け付けですか。現場見に行けへんのですか。現場見に行ったら、どういう状況かちゅうのはわかりますわな。 だから、書面だけの受け付けで、現場は見に行かないんですか。現場見に行ったら、一定の状況を見てそれで判断できると思うんやけれども、やっぱり同意書をもらわなあかんの。それだけちょっと答えてください。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 14番 河野議員鳥獣害対策についての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 やむを得ない場合は1戸でも防護さくについては実施するようにしていきたいというふうに考えてますが、その場合でも、周辺農家と共同の申請ということになりますので、書面で共同申請をしていただきたいというふうに考えてますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。 現場の確認についても産業振興課のほうでさせていただきたいというふうに思ってますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 21番 中西 徹君 ◆21番(中西徹君) おはようございます。 118ページのわな猟免許取得支援事業補助金。負担金、補助及び交付金のところですね。これは去年の予算額よりちょうど半額になってるんですが、それは先ほど、今聞いてた県の補助とかそういうのが関係あるのか、一回お聞かせください。その理由。 それと、予算の概要で、今先ほど河野議員も62ページの件なんですが、箱わな設置事業ありますよね。これも委託料は昨年と28万3,000円で一緒なんですが、備品購入費が54万円下がってるように思います。これは、ことしの予算の執行額を見て下げてるのか。鳥獣害は減っていないと思うんですが、その辺ちょっとお聞かせください。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 21番 中西議員鳥獣害対策のうち、わな猟免許取得支援事業補助金についてまず御答弁させていただきます。 有害鳥獣捕獲に資するため、わな猟免許取得促進策として、農家の方を代表してわな狩猟免許を取得した方に対しまして、取得に要した費用に対する補助金で1人当たり1万1,400円の10人分を見込んでございます。昨年度は、ちなみに4名の方がわな狩猟免許を取得されました。 今度の県の方針に変更することによりまして、従来の事業では講習会費と試験料に対しまして2分の1の補助率となっています。これに市の負担として4分の1の補助率を上乗せし、合計4分の3の補助を実施しております。 来年度以降は、講習会費のみが補助の対象となり、補助率も10分の10に変更となると聞いております。変更の結果、個人の方への補助金は、現在1万1,400円でございますが、1万円となり、1,400円の減額となります。 市としましては、わな狩猟免許取得により捕獲による自己防衛を推進する観点から、試験料についても現行どおり4分の1の補助をしたいというふうに考えてます。それで、今年度よりも100円減額される見込みでございます。 続きまして、箱わな猟についての御質疑に御答弁申し上げます。 イノシシ捕獲檻設置等委託料につきましては、イノシシ被害の顕著な地域においてイノシシを捕獲するおりを海南市猟友会有害鳥獣捕獲連絡協議会に委託して設置するものでございまして、イノシシ箱わな設置5,500円の6人分で3万3,000円、それとアライグマ捕獲経費5,000円掛ける50人で25万円で、イノシシ捕獲檻設置等委託料としまして28万円予算計上をさせていただいてますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(磯崎誠治君) この際、暫時休憩いたします。 △午前10時3分休憩  ------------------- △午前10時10分開議 ○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第22号の議事を継続いたします。 21番 中西 徹君の質疑に対して、再度の答弁をお願いします。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 貴重な時間をとっていただきまして申しわけございません。 21番 中西議員鳥獣害対策にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 平成22年度はイノシシ捕獲おり購入以外にアライグマ処置装置を購入したもので、平成23年度はそれがないもので、イノシシ捕獲おり購入予定料は変わりません。 また、免許の補助金につきましては、前年度の受験実績者数を勘案して減額しておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 21番 中西 徹君 ◆21番(中西徹君) ありがとうございました。 僕も知り合いにミカン農家の人いてて大分皆さん苦しまれてるんですが、このわな猟取得を今度しよかなという方もいらっしゃるんですよ。その人たちの要望というか、とった後、わなへ引っかかったイノシシの後の処理をスムーズに強化してくれたら本当にこのわな猟ていう免許も取りたいなという人がちょっと少しいるようなんですが、その予算ていうのは、これちょっと僕どこにあんのかなと思いながら、そこをどういうふうに処理やってるか教えてもらいたいんです。 そして、ちょっと1個言い忘れたんで申しわけございません。予算に関する説明書の125ページ、1の水産業総務費の19負担金、補助及び交付金のところで、昨年度予算にはアシアカエビ普及事業負担金17万円というのがあったわけでありますが、今回出ていないというその理由をお聞かせください。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 21番 中西議員鳥獣害対策にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 イノシシを捕獲した後の処置についての費用につきましては、予算にあらわれてないのですが、海南市猟友会有害鳥獣捕獲連絡協議会にお願いしているところでございますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。 続きまして、アシアカエビ普及事業負担金が平成23年度予算計上していないのはなぜかという御質疑でございますが、平成22年度におきましてアシアカエビの認知度向上、消費拡大と販路開拓を図るためアシアカエビ普及協議会に17万円の負担金の支出を行いましたが、単年度事業のため平成23年度の予算措置はいたしてございません。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 119ページの農地費の委託料ですね。この中に危険ため池の改修工事とか入ってるんですが、今度も新たに原野大池とか、そして九品寺新池ですね、鳥居の慶権寺池等々入ってるんですが。この中で、特に鳥居の慶権寺池については当初改修する必要がないということであったんですがね、地元の方々の強い要望もあって調査したところ、大きな地震が揺れば危ないということがわかって、今、洪水吐のほうを下げていただく工事ももうほぼ完成に近くなってきたんですけれども。 そして緊急放流装置ですね、この119ページに緊急放流装置の維持管理委託料27万5,000円ついてます。これ水利組合の方々へ委託するのかどうか、ちょっとその点教えてください。 そして、もし緊急時にそうした方々がこのポンプを作動する役目を多分果たしてくれるんだろうと思うんですが、その点もちょっと説明をお願いしたいと思います。 そして、立派な洪水吐今つくって、ほぼ完成に近づいたんですがね。ちょっと子供の事故の問題で、事故起きてるん違うんやで、ちょっと心配があるのでね、今もうその洪水吐の周辺はフェンスをつけていただいてますわね、大人の胸ぐらいですけれども。これね、もし何となしに子供が中へ入った場合、もう大変なことになるんでね。それで小学校のほうへも多分要望も行ってると思うんですけれども、その点、子供の事故の問題で、安全対策という上でああいうふうなフェンスだけでいいのかどうか心配なんで、その点、ちょっと答えられるところ、担当当局あればよろしくお願いしたいんです。 そして、126ページです。予算の概要でいえば、8ページの下から2番目ですね。地域水産物供給基盤整備事業です。 この概要の中ではね、「新たに造成された土地を活用するとともに」と書いてるけれども、前も一般質問させていただいたんですが、この今現在ほとんど使用されてない広大な土地を利活用するという意味で、この概要へ書かれているのかどうか、その点教えていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畠中建設課長  〔建設課長 畠中康行君登壇〕 ◎建設課長(畠中康行君) 12番 岡議員からの119ページ、緊急放流施設管理委託料に係ります御質疑に御答弁を申し上げます。 この緊急放流施設管理委託料につきましては、慶権寺池の自家用電気工作物緊急放流施設の維持管理として鳥居水利組合と委託を行うものでございまして、自家用電気工作物の保守管理と施設の維持管理、運転費用ということで燃料費、人件費を見込んだもので27万5,000円を計上させていただいてございます。 緊急時につきましては、その鳥居水利組合がこの施設装置を作動して放流を行い、浸水被害等の防止を図るということでございます。 それと、安全対策につきましては、現在、県におきまして継続して工事を行ってもらってございますが、フェンス等々、子供の安全対策は当然講じる必要性があると考えておりますので、今後、平成23年度の事業におきましてもフェンス等、ほかの安全対策について、市といたしましても現地を確認の上、改めて県とともに対策について検討を行っていきたいというふうに考えてございます。 具体的な対策案については、まだ現在持ち合わせてございませんので、今後県とも話し合いを進めていきたいと考えてございます。 続きまして、126ページの地域水産物供給基盤整備事業に係ります御質疑でございますが、現在、塩津、戸坂において事業を継続してございまして、当然、今、網干し場とか陸地におけます施設の用地の活用につきましても、まだ完全に仕上がったものではございませんので、今後、事業のハード面の整備とあわせた形で利活用につきまして関係者ともども協議を行ってまいりたいというふうに考えてございますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) ありがとうございます。 ため池の緊急放流装置のこの管理委託ですがね、水利組合にお願いするのは、これはもう一番そのとおりやと思うんですよ。しかし、大地震なんかの緊急災害時ですね、大地震の災害時ですけれども、地元の住民の方々も操作できるようにしておくべきじゃないかなって、僕、素人ながら思うんですよ。 というのは、水利組合に委託はしてるんですが、もしその組合がその現場へなかなか行けなかったりすることもあると思うんでね。そうした場合に、やっぱり地元の協力というのも必要になってくるんじゃないかなと思うんですけれども、その点だけちょっと、もう一度お願いしたいと思うんです。 そして、子供の事故防止対策ということで、一度現場見といてもうてね、あのままやったらちょっと事故起きる可能性が高いと思いますので、ぜひ県と相談しながらよろしくお願いしたいと思います。 そして、水産物供給についてですけれども、これはもう未使用の土地を地元の方々とも十分話し合いをした上で利活用を早急に考えていただくように、よろしく。これは要望にしておきますので。先ほどのだけ1点よろしくお願いします。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畠中建設課長  〔建設課長 畠中康行君登壇〕 ◎建設課長(畠中康行君) 12番 岡議員からの緊急放流施設に係ります再度の御質疑に御答弁を申し上げます。 この緊急放流施設の管理につきましては鳥居水利組合と委託をする予定としてございますが、水利組合員の方々の中にもため池直下にお住まいになられる方もいらっしゃいます。 ただ、議員御提言のように、水利組合以外の地元の方々も操作できるようにという御提言でございますが、あわせて、今後の委託とは別にいろいろな形で、水利組合以外にフォローできる体制について、内部でも一応検討して、地元の水利組合にもあわせて一度相談をしてまいりたいというふうに考えてございますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 18番 川端 進君 ◆18番(川端進君) 先ほど岡議員が言うてました地域水産物供給基盤整備。この概要の8ページによると、「漁獲物の陸揚げ時間の短縮・効率化を図り」って書いちゃあらいしょな。その実績をいっぺ報告してもらえますか。 ほんで、漁業者が何人いてて、漁獲高がどのくらいあるんか。 ○議長(磯崎誠治君) この際、暫時休憩いたします。 △午前10時28分休憩  ------------------- △午前10時48分開議 ○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第22号の議事を継続いたします。 18番 川端 進君の質疑に対して答弁願います。 畠中建設課長  〔建設課長 畠中康行君登壇〕 ◎建設課長(畠中康行君) 18番 川端議員からの地域水産物供給基盤整備事業に係ります御質疑に御答弁を申し上げます。 漁港整備につきましては、港内におけます波による影響を除く、いわゆる波を立てさせない状況をつくり上げ、漁獲物の陸揚げをスムーズに行うことによりまして時間の短縮を図るというのも一つの目的としてございますが、御質疑にございますように、方法として具体的な効果についての数値的なものにつきましては、現在事業中でもあるということからも把握してございません。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 18番 川端議員の地域水産物供給基盤整備工事費にかかわっての、産業振興課にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 塩津漁業協同組合の漁獲高は約1,700万円で、漁獲量は29トンでございます。 続いて、戸坂漁業協同組合は、漁獲高が約7,600万円で、漁獲量は92トンでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 18番 川端 進君 ◆18番(川端進君) 塩津漁協が1,700万円。1,700万円の売り上げちゅうことやろ。水揚げちゅうことやろ。利益でいうたら少ないわな。それに対して費用どんくらい使ちゃんのよ、これ。1億3,900万円か、これ。それで、単年度が1億3,900万円なんやけどね、通算今まで累積で何ぼ使ちゃあら。それちょっと計算してくれますか。 それと、これ年次計画で来てると思うんでね、継続費という形で、病院の場合、継続費で計上しちゃあいしょな。それと一緒で、これも継続費として議決を諮っていってしたら、大体全体像が見えてくるんや。大体何ぼぐらいすんのや、ほいでいつほどで済んでいくんやなちゅうのわかるさかいな。継続費で計上するのがほんまや、これ。継続事業て書いちゃある、この概要では。 ほやさけ、継続費で計上すべきでないかと。なぜしてないんなちゅうこと。それといつまで、終了年次はいつ、何年度になるんか。 以上です。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畠中建設課長  〔建設課長 畠中康行君登壇〕 ◎建設課長(畠中康行君) 18番 川端議員からの地域水産物供給基盤整備事業に係ります御質疑に御答弁を申し上げます。 事業費といたしまして、累積でございますが、平成21年度まで施工済みとして14億1,108万5,000円でございます。 それと、事業の継続につきましては、今のところ予定としては平成27年度完了に向けて予定としてございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 塩崎企画財政課長  〔企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕 ◎企画財政課長(塩崎貞男君) 18番 川端議員からの予算書126ページ、地域水産物供給基盤整備工事費にかかわっての御質疑で、この事業については継続費とすべきでないかというお尋ねに御答弁申し上げます。 継続費につきましては事業継続期間内における各年度ごとの年割額を定める必要がございますが、この事業につきましては、全体計画は国の承認を受けておるんですが、事業実施に当たり毎年交付申請を行いまして当該年度の補助金の交付決定をいただいてから進めております。 そういうことで、年度により交付される補助金が増減したり、交付の基礎となっている要綱の改正によりまして補助率が変更されることがございます。こういうことから、継続費として計上しておりません。要するに、単年度の補助事業として認定されておるので継続費にしていないということでございます。 御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 18番 川端 進君 ◆18番(川端進君) この事業は大体において長過ぎらよ。長いことやってる間にだんだん漁業者がなくなってきちゃあんのやいしょ。むちゃむちゃに長い計画立てるさけ悪いんや、これ、大体。 今の継続費の話やけどね、趣旨はわかったけどね、それでも単年度でなけりゃあかんということないんやろ。継続費にしてはならないちゅうことはないんやろ。できるんやろ。できたら都度都度計上するけど、全体の計画立てといてもうたら、修正しもていかんなんけどよ、もっと全体がわかる、これいっこもほんまに単年しか、1億3,900万円しかわからないしょ。 答弁願います。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 塩崎企画財政課長  〔企画財政課長 塩崎貞男君登壇〕 ◎企画財政課長(塩崎貞男君) 18番 川端議員からの継続費とすべきでないかということについての再度のお尋ねでございますが、先ほど御答弁させていただいたとおりなんですが、単年度で毎年交付申請を行っておりますので、それに基づいて交付決定いただいておりまして、年度により交付金、増減したり補助率も変更されると。だから、歳入の見込みが立ちにくいということがございます。 そういうことで、単年度の補助事業として認定されているということもあり継続費として予算計上していないものでございますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって5款農林水産業費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、6款商工費について、御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) ページ前後しますけれども、129ページ、就労支援費の地域産業人材育成支援事業委託料。委託料の1,558万8,000円。これは丸々県費事業を市でやるということで、この不況下、就労支援していくということについては非常に大事なことだというふうに思います。 それでね、それなりにこの資料をいただいとるんですがね、ちょっとわからんところがありますので。まず委託先ですね、それから、この事業の委託先事業の内容などについてお聞かせ願えますか。 次、戻ります。127から128ページにかけて、商工会補助金の問題です。 商工会については、私どもも下津町商工会についてはいろいろと質疑をしましたし、いろいろ問題点も指摘をしてきました。しかしね、その問題があるということはわかるんですが、この間、1,500万円から1,200万円になり、また1,200万円から1,100万円に減らしてきてますね。ところが、商工会議所は変わってませんね。 現下のこの中小企業、零細企業については経営が大変やと。特に個人商店などは、個人企業などは大変な状況になっております。それでね、いろいろな問題があることと、その中小商工業支援というのは別の問題だというふうに私どもは指摘をしてきましたし、私どもは、この間、問題点は指摘をしましたが、予算を減らせということは1点も指摘をしてきておりません。 平成22年度と比較すれば100万円ですが、それ以前は1,500万円でした。下津町の時代からもその予算がどかすかあったようですが、それはいいです。もう随分以前のことですからね。 この間、補助金要綱もいただきましたけれども、もちろん県からも補助出てますし、商工会議所と商工会は、それぞれ法律があって、商工会議所法、商工会法という法律があって、法律を読ませていただく限りではそうそう事業内容は変わらんのですね。私も両方の法律読ませていただきましたけど。しかしね、商工会というのは、実態としてはもっともっと中小商工業者、零細業者に依拠して、もっと細かい点で、商工会議所はだめだと言ってるん違いますよ、商工会議所よりも事業がね、業者のもうほんまに細かいところまで指導し支援をしてるというのが商工会の全国的なやり方だと思うんです。 その1,500万円から300万円減らして、また100万円減らす。これについては、現下の不況の中で大変な減額ですし、下津町商工会の会員が大幅に減ってるんだということであればいたし方ありませんが、しかし商工会や商工行政を大きく支援していくのが市の仕事ですからね、その辺の減額の主な理由ですね、1,500万円、1,200万円、1,100万円。それをちょっとお聞かせ願えますか。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 14番 河野議員からの129ページの地域産業人材育成支援事業委託料にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、委託先でございますが、人材育成研修については海南地域雇用創造推進協議会と随意契約をしたいというふうに考えてます。海南地域雇用創造推進協議会は、営利を目的としない、メンバーの方は市のほか海南商工会議所、下津町商工会、紀州漆器協同組合、海南特産家庭用品協同組合、海南家具商工業協同組合、株式会社和歌山リサーチラボで構成されている団体でございまして、ことしまでパッケージ事業を行ってきた団体でございますので、そこと随意契約をしたいというふうに考えてます。 事業の内容につきましては、まず1つ目は、地域企業が求めているスキルを身につけるための研修を開催する人材育成事業でございまして、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルといった社会人としての最低限必要とされるスキルを身につける初歩的な研修から、営業力や企画力、コーチングスキルといった高度なスキルを身につける研修まで、幅広く実施する予定でございます。 現在、民間事業者において、国の緊急人材育成支援事業による職業訓練が数多く実施されておりますが、本事業で実施する研修については、それらの民間事業者においても実施されていない、民間で不足している部分を補う内容になるものと考えてございます。 2つ目は、地域企業PR事業ということで、地域企業の魅力をPRすることを目的としまして、企業合同説明会と企業見学ツアーを実施する予定でございます。また、これらの事業と同時に、地域企業の人事担当者に対してヒアリングを行い、雇用する上でどのようなスキルを身につけた人材が望まれるのか、そういったスキルを身につけるためにはどのような研修が効果的かといったニーズを把握し、今後の事業展開に生かしてまいりたいと考えてございますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。 続きまして、128ページの商工会補助金にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 商工会の補助金につきましては、平成18年度からは海南市商工振興事業費補助金交付要綱を策定しまして、1,500万円の補助金を交付してまいりました。そして、平成22年度は合併後5年が経過したことと、全庁的な補助金の見直しを行い、小規模事業経営支援事業費補助金交付要綱を制定し、1,200万円の補助金を交付することといたしました。そして、平成23年度は、新要綱を策定し、平成22年度からの商工会予算から積算した結果、平成23年度の1,100万円とさせていただきたいと考えております。 行政コストを削減していかなければならない中、特に高額な補助金でもあり減額を検討する必要がございますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 地域産業人材育成支援事業のほうから、ちょっと質疑順、答弁順にお聞きをいたします。 人材育成の部分では、海南地域雇用創造推進協議会へ委託するということですけれども、これは1,558万8,000円のうち、こっちへは幾らされるのか。 それから、2点目の企業の合同説明会。これについては、ちょっとあんまり、僕も聞き漏らしたかもわからんけど、ちょっとわかりにくかったんよ。 不景気でやっぱり大企業志向、公務員志向があるというのはようわかるんです。しかし、海南は、地域産業が頑張ってる県内でも有数のところですし、この不況の中でも業績を上げてる企業も多々ありますからね、有能な人材を求めたいというのはわかるんですがね。ちょっとその企業の合同説明会についても、その金額が幾らで、今までこういうことやってきてないけどこういうことをやるんやというお話を、ちょっとお教え願えますか。 それからね、下津町商工会事業補助金交付要綱、これ平成22年と平成23年の要綱、ほな、どない違うんよ。今までの平成18年までの要綱とどない違うんよ。 先ほども言いましたけどね、高額な補助って、他市町村と比べたら高額な補助かどうか、それも答えてよ。 商工会議所補助金は一貫して460万円やろ、何年か前から。違いますか。わざわざ補助金要綱をいっぱいつくってよ。現下のね、いろいろ問題があるということは私も指摘もしましたし、当局とやりとりしましたから覚えてるんですよ。しかし、私ども共産党議員団は補助金減らせって一言も言ってませんよ。現下の商工会の、あなたが言う高額やから減らしたいうんやったらあかんと思う。減ってきちゃあっても、余計にこの商工会を、中小零細業者、下津町内における、支援していかなあかんのよ。その観点での答弁ないんよ。 高額やから減らした。ほんで補助金要綱を変えたから減らした。商工会議所は減らしてませんやろ。商工会議所も多分会員減ってると思いますよ、それなりに、こういう不景気ですからね。そやけど商工会議所よりも、先ほど言いましたように、もっともっと零細小企業が多て頑張ってきちゃんのにね、1,500万円から1,100万円やいしょ。これ減らす理由をもうちょっと。いけるんやと。下津町商工会が1,100万円になっても商工業者の支援はできるんやと。できたらええで。減らし足らんという人らもあるけど、私はできたらええと思ちゃるで。そやけど、今の現下の経済情勢から400万円減らされたらね。 これは、内部でいろいろやらなあかんこともわかりますよ。私は内部にいろいろあるということは指摘しましたけど、そやけど1,500万円から1,100万円になってるんですからね。だから、その現下の経済状況の中から減らしてもいけるんやということで、あなた方減らしたんですやろ。そやから、いけるということの答弁ください。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 この際、暫時休憩いたします。 △午前11時16分休憩  ------------------- △午前11時38分開議 ○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第22号の議事を継続いたします。 14番 河野敬二君の質疑に対して、当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 貴重な休憩時間をとっていただきまして大変申しわけございません。14番 河野議員の人材育成にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 企業説明会につきましては、1回を予定しておりまして、会場設営費としまして25万円を予定しております。なお、説明会につきましては、国からの協議会への委託事業であります新パッケージ事業の中で平成20年度から実施してきております。 続きまして、商工会補助金につきましての御質疑に御答弁申し上げます。 商工会補助金につきましては、平成22年度の補助要綱を廃止しまして新要綱を制定しますが、補助対象職員設置費は従来どおりの補助率としておりまして、これにつきましては、小規模支援事業を実施する上で最も必要とされる指導員等に係る人件費は固定費用でございます。補助額を実情に合わせず減額することとなると、事業そのものを大きく圧迫するおそれがあります。 今回の要綱の変更点につきましては、その他の事業につきまして、経費から県補助金を差し引いた残りの額に補助率を乗じる形から、県の補助金額そのものに補助率を乗じる形にしました。これにつきましては商工会にも経費節減に努めていただくことが必要でありますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。 それと、他市町村との比較では、低い金額ではないと思われますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) いや、就労支援の地域産業人材の委託料よ、1,558万8,000円のちょっと概算でええから金額の内訳を言うてよ。その25万円、会場費というのは教えてくれたけどよ、人材育成の委託料でどんだけ使うか。これ単年度事業ですやろ。単年度事業やろ、課長。そやから、その1,558万8,000円の内訳をちょっと教えてください。もうそれはそれでいいです。 商工会の補助金の問題です。 低い金額ではないと言うんやったら、大体平成22年や平成21年度の各県下の商工会の補助金ですか、それ、委員会までに下さい。それが1点目。くれるかどうか答弁ください。 それから2点目としてね、商工会とどんな話をしてきましたか。1,500万円から1,100万円に、これやっぱり400万円も。前年度は1,200万円ですからね。だけど1,500万円から1,100万円にこの数年で大幅にカットですからね。商工事業をやる商工会とどういう話し合いで、補助金ですからこちらで決めればええわけですけれども、しかし当てにしてるお金ですからね、莫大なお金になりますからね、どういう話し合いをこの間されてきましたか。されて、合意されてると思うんですが、補助金ですからね、合意もこっちで決める部分ですが、どういう話し合いをされてきたかどうか、ちょっと部長、答えてよ。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 北口まちづくり部長  〔まちづくり部長 北口和彦君登壇〕 ◎まちづくり部長(北口和彦君) 14番 河野議員からいただきました御質疑に御答弁を申し上げます。 まず、この人材育成事業にかかわりまして、予算書129ページ、地域産業人材育成支援事業費1,558万8,000円に対しまして具体的にどういった経費配分になってるかといった御質疑でございます。 まず、この事業につきまして、人件費といたしまして812万3,900円を予定しているが、これは事業推進員なり補助員なり、それから保険料等の金額でございます。 また、人材育成につきましては、先ほど課長から事業の内容について一部答弁ございましたが、ファシリテーター育成研修なりコーチング入門研修、それからマーケティング手法基礎研修、貿易実務研修、営業入門研修等々、数々の研修を予定してございますが、これの研修人材育成事業費として513万円を予定してございます。 また、地域の企業PR事業として41万円、それから事務費として117万円程度を予定してございます。 そうしたことから、ちょっと丸めた数字で申し上げましたが、これら事業費を合計いたしますと1,558万7,250円と相なるところでございます。 続きまして、商工会の補助金にかかわりまして、商工会とどのような話をしてきたかという御質疑でございました。 先ほど担当課長のほうから、商工会の補助金の変更にかかわる御説明を申し上げました。この商工会の補助金にかかわりまして、市の補助金等の全体的な見直しの中でそれぞれの補助内容について庁内で協議した結果、商工会補助金につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、指導に係る人件費等については、これは直接小規模事業者にかかわるということから、そういったことについては手をつけないで従来どおりといたしましたが、事務費的な事業費等につきましては商工会におきまして経費の節減に努めていただきたい、そういったお願いをし説明をいたしたところでございます。 よろしく御理解を賜りたいと存じます。 県下の商工会に係る補助金等の状況でございますが、委員会までに資料のほうを私のほうで用意させていただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 128ページの上のほうですね、商店街にぎわい再生事業補助金800万円ですが、この事業は事業仕分けということで対象になりましたね。 それで、従来どおり、特に商店街の空き店舗の活用に対しての補助金事業ですね、この件については、何か今度はその商店街の意向によって、商店街が望む店舗、望む業種、そういうのが、まあいえば必要となってくるというふうに、この仕分けのほうでそういう形になってくると思うんですが、今までだったら自分が、例えばレコード屋を空き店舗利用してやりたいよと言えば、空き店舗の持ち主と交渉の上で、ほなまあ使ってくださいったら出せたんやけどよ、今度商店街のそういった意見も反映されてくるちゅうの、これちょっとやりにくなってくんのちゃうかな。新規に店舗借りて店出そうと思ってもね。 その点、事業仕分けとの関係でどういうふうになるのか、教えてください。 そしてね、同じく126ページの目でいうと産業振興費ですね、この中に、国や県の融資制度にも携わって融資の相談とかそういう業務もあると思うんですけれども、今度、もう御存じのように、この3月末で国の緊急融資がもう終わってしまいますね。それでね、緊急融資が終わって4月1日から今度はもとのセーフティネットへ移行するということになってくると思うんですが。セーフティネットの特に今まで緊急融資受けてた人が、セーフティネットの5号へ入ってくんのやな。そうなればね、せっかく緊急融資で82業種に対象業種をふやしていただいてたのに、48になってまうんやね。海南市でも82から48になってまうことによって、大変ダメージというか影響がある業種がたくさん出てくると思うんですよ。プラスチック製品の加工業種とかね、飲食店なんかも特にそうですね。家具製造、海南市の一大産業ですけど、家具製造なんかもここから外れてまうんやな。 だからね、緊急融資が廃止されるという、打ち切りということで、その影響のほうは海南市としてどのようになるでしょうか。教えてください。 そしてね、県もこの緊急補償の融資制度ありましたね。これも一緒になくなってしまうん違うんかな。県の緊急補償融資の中の経営支援資金とか資金繰り安定資金のその景気対応枠が多分なくなると思うんですが、その点はどうなっていますか。 もしその景気対応枠がなくなれば同じように海南市内の業者もかなり影響を受けると思うんですが、その点、国と県についてちょっと影響を教えてください。 ○議長(磯崎誠治君) この際、昼食のため、午後1時まで休憩いたします。 △午前11時53分休憩  ------------------- △午後1時開議 ○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第22号の議事を継続いたします。 12番 岡 義明君の御質疑に対して、当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 12番 岡議員の商店街にぎわい再生事業補助金についての御質疑に御答弁申し上げます。 この補助金につきましては、昨年10月に開催されました事業仕分けの対象となりまして要改正という仕分け結果となりましたが、仕分け人及び市民判定人の方からは、商店街の自助努力が必要、商店街の将来展望が見える明確な目標が必要という御意見が多く、それを反映する要綱に改正したいと考えてございます。 具体的には、商業団体等が補助金の交付を受けようとする場合は商店街振興計画を策定していただき提出していただくということにし、振興計画には、商店街の現状と課題や商店街の店舗立地状況を分析した上で目指すべき方向性を打ち出していただき、それに向けて実施する事業を記載していただく形で考えてございます。 したがいまして、提出されました振興計画に対し市が認めた空き店舗対策、イベント、環境整備の各事業を補助対象とする形となります。 なお、各事業の補助内容も一部改正するとともに、空き店舗については改修費補助金の限度額を従前の100万円から50万円に、イベントについては従前のAタイプ、Bタイプを廃止して補助率2分の1以内、限度額50万円の一本に絞り、環境整備については、対象を従前の街路灯や駐車場だけでなく、例えば商店街を鉢植えやプランターで色とりどりの花で飾りつけるなど、商店街のイメージアップを図り美化推進等の活動を推進する事業に係る経費も補助対象とすることとしたいと考えてございます。 次に、景気対策緊急補償についてでございますが、リーマンショック以後、中小企業庁が実施してきた景気対応緊急保証及び和歌山県の経営安定資金、資金繰り安定資金については、産業分類上の中分類において82業種を対象としていたのが、この4月以降は48業種となり、当市の主要な産業であります漆器、日用家庭用品、家具といった地場産業等にも影響がございます。 しかし、国では、中小企業からのニーズが高まっている借りかえ保証や条件変更への積極的対応に加え、市町村の認定を不要とする100%保証の実施、日本政策金融公庫によるセーフティネット貸付、新企業育成貸付等を実施していくこととされております。 当市といたしましては、今後も国や県等の情報を収集しながら、当市産業界への影響を考慮し商工会議所、商工会等とも連携しながら、必要に応じて対策を検討してまいりたいと考えてございますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 融資制度については、もうとにかくセーフティネットに今度はまた切りかわるということでね、緊急制度から。それから外れた業種についてはやっぱり手だてをきちっとするように、今後、相談体制とかそういうのを強化していただきたいと思います。それだけ要望しておきます。 特にこの商店街の空き店舗対策についてですが、今ちょっと答弁聞いてましたら、その商店街が振興計画を立てると。そして、例えば空き店舗を借りて何か店をしようという方は、そういう商店街の振興計画に基づいたものを持ってこなあかんということになると思うんやけれども、そうなればなかなか空き店舗の借り手がなくなるんじゃないかなと思うんですよ。難しくなると思うんですけれども。 そして、その振興計画も、各商店街がきちっとつくってくれたらまだいけるけれども、全部つくってくれへん可能性あるわな。だから、非常に今度、空き店舗利用して店でも立ち上げようというのが、非常に窓口が狭くなるというふうに思うんですが、その点はどうですか。もう4月1日からまたこの予算が通れば事業を続けて行っていくんだと思うんですけれども、その点について、まず振興計画の策定について、各商工組合がつくるようになっているのですか。それをお答えください。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 12番 岡議員の商店街にぎわい再生事業にかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 商店街振興計画につきましては、やはり商店街が必要とする商店を誘致していただいて、にぎわいを創出していただくということが非常に大事であるというふうに考えてます。その振興計画については、先般も商店街連合組合の役員さん方にも説明もさせていただき、予算を承認いただければ、なお詳細について説明をさせてもらいたいというふうに考えてます。 なお、その振興計画につきましては、まちづくり海南、あるいは産業振興課もサポートをさせていただくつもりですので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 事業仕分けでこういうふうになったんですから、それについては何とも言えないんですが、せっかく空き店舗を利用して、その商店街のにぎわいの一つの手足となろうというて考えてる人がね、あんたのそういう商売ちゅうか店は、うちは必要としてませんよって、こういうふうになる可能性あるわな。 だからね、その点が、非常に入り口が狭まってしまうような気するんですよ。それについては、商店街が計画を立てると言うんで何とも言えないんですけれども。 1つ最後にお聞きしたいのが、窓口ですね。これは、従来どおり市のほうでの窓口で申請を受け付けてもらえるんですか。それとも、市で受け付けたとしたら、今度は商店街へ、こういう申請来てるんやけれどもということで向こうへ回っていくんかな。ちょっとその点ね、どういうふうな流れになるんか、申請のやり方ですね、その点だけちょっと説明だけお願いしときます。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 12番 岡議員の商店街にぎわい再生事業にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 申請の受け付けについては、産業振興課のほうへ来ていただきましたら、商店街と協議をさせていただきまして受け付けをさせていただきたいと思いますので、商店街にもどういうふうな商店が必要かどうかというふうなこともお伺いする中で産業振興課と商店街が協議して受け付けをしてまいりたいと思いますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 18番 川端 進君 ◆18番(川端進君) 127ページの補助金のところですが、商工会の補助金ですね。商工会の場合はこっちへ、128ページへ回ってんのやな。これが前年1,200万円の補助金だったんが1,100万円に100万円下がったと、こういうことですね。はっきり言うて、下げ足りません。これは、こんなことじゃあかんよ。何ちゅう予算の立て方してるんか。もっと下げよ。 まず、商工会と商工会議所が合併すべきだと私は思うんですよ。もちろん任意団体、それぞれの意思ですから、市が直接介入することはできんと思うけどね。市としては、しかし、合併したほうがええとか、合併せんほうがええとかちゅう行政としての考えもあろうかと思うんでね。合併について必要性を認めるかどうか。認めるとすればどんな合併のための指導をしたのか。これ質問やで。これが1個質問です。 次、商工会議所と比較して会員数、商工会議所が会員数何人、商工会が何人、それに対して補助金が商工会議所何ぼで商工会が何ぼと、要するに会員数との比較で商工会議所と商工会を比較したいと思うんですよ。 商工会が余りにもバランスを失して少ないと。それに商工会議所が少ないんやで。商工会議所を上げるわけにも今の経済情勢から、財政状況からしていかんのでね、商工会を下げることによってバランスがとるべきやと私は思うんです。 今言うたように、会員数と補助金額の比較をお聞きします。 次、県下の商工会ちゅうのは幾つもありますけどね、県下の商工会の団体数が幾つあって、そして専務理事を置いてる商工会の数は幾つあるか、数を教えてほしい。 それから、この商工会の1,100万円に対してね、例えばやで、これ127ページやったら、商店街連合会補助金36万円やいしょな。零細業者で商工会の零細業者、育成したり保護せんなんていうことを考える場合もあるけどね、しかし商店街の連合会の補助金、これ36万円って少な過ぎらよ。1,100万円、片一方もうちゃあんねやで。そのバランスをどう思うかちゅうことや。 ほいたら、漆器組合、全国の四大産地て言われてる漆器組合の補助金が63万円やいしょ。伝統工芸品でその足し前入れたて68万円やいしょな。四大産地やで。金属を含む、金属を使う伝統的漆器技法、試験に出るほどの海南市やけどやな、63万円しかもうてないわいてよ。それを育成するちゅうことでバランスをとって考えるべきと違うかの。 家庭用品も54万円、家具組合は27万円、木材組合は13万5,000円。この市内の業者団体とのバランスですね、1,100万円の商工会の補助金は多いと思うか、少ないと思うか、それをお聞きします。 それから、海南市小規模事業経営支援事業費補助金交付要綱ちゅうのをつくっちゃあらな、さっきの答弁にもありましたけどね。第3条では、「商工業の振興と安定を図るための事業に要する経費のうち必要と認めるものを補助対象とし、予算の範囲内で交付する」と、こうなっちゃあらな。これは法律に基づくもんかえ。つまり、補助金は、海南市が商工会へ法律で出さんなん義務がある条項になってるんかえ。法律上払わんでもええんとちゃうかえ。払わんでもええけれどもサービスで払てるんやとすれば、ほかの団体とのバランスをとって削るべきやというのが、私の趣旨なんですよ。法的に補助金つけやんなんことになっちゃるんかどうかをお伺いします。 それともう1個は、県は法律的につけやんなんことになっちゃると思うんやで、その法律名をお聞きします。 まず、とりあえずそれやな。 ○議長(磯崎誠治君) この際、暫時休憩いたします。 △午後1時19分休憩  ------------------- △午後2時22分開議 ○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第22号の議事を継続いたします。 18番 川端 進君の御質疑に対して、当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 大変長い休憩時間をとっていただきまして、まことに申しわけございません。18番 川端議員の商工会補助金にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、1点目の合併の必要性でございますが、商工会と商工会議所とはよって立つ法律が異なり、合併は強制できないと考えております。市からの指導につきましても、それぞれが歩み寄り合併の機運が高まることが必要でありますので、市からの指導は難しいと考えております。 2点目の会議所、商工会の会員数でございますが、商工会議所が1,054人、商工会は435人、補助金につきましては、商工会議所460万円、商工会が1,100万円でございます。 3点目の県下商工会の専務理事を置いている状況でございますが、県下商工会は31団体がございまして、専務理事を置いているのは、そのうち下津町商工会だけでございます。 4点目の他の団体とのバランスでございますが、下津町商工会に対します補助は下津町商工会が実際に行っている地域小規模事業者への指導育成事業等に対する事業補助であり、議員御質疑の他の団体に対する補助は団体運営補助でありますので、一概に比較できないと考えてございます。 5点目の市の補助金の根拠につきましては、法に基づいているわけではございません。 6点目の県支出の根拠につきましては、県では、「商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律」を根拠に支出されていると認識してございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 18番 川端 進君 ◆18番(川端進君) 最後のほう御答弁がありましたように、法的な根拠、商工会ちゅうよりも市が行っている、商工会なり商工会議所へ行ってる補助については、法的な根拠を持って、法律的に補助金を出しなさいということで決められて行ってるものではないということがはっきりわかったわけです。 県が補助金を出してるのは、これは法律に基づいて出してるんです。出さなんだら違法行為になるんです。そのかわりに国から交付税がおりてくるんですけどね。そんなになってるんです。県が出すんはそれは当然のこととして、市が出すんは当然とは言えやんのよ。出してもええんやで。出したらあかんということないけど。そやけど、「出してもええ」ぐらいの位置づけであるんでね、なぜ435人の会員に対して1,100万円の補助で、1,054人の会員の商工会議所が460万円。おかしいやん、反対やで、これ。こんなことをすることには、もともと根拠ないんよ。根拠ないけど、商工業者の育成ちゅうことで行政上、措置してくれるんはええことなんやけどね、平等にせなあかなよ。これ、平等どころか反対になっちゃいしょ。435人の会員に対して1,100万円やで。ほんで、1,054人の会員に対して460万円やいしょ。こんな不公平な不均衡なことあるかいよ。こんなもん、絶対断じて許すわけにいかんよ。 ただ、1,500万円でやってきてた関係があって、一気に減らすのは難しいかもわからん、現実の処理として。であるにしても、これはちょっとぐあい悪い。1,100万円て多過ぎる。300万円ほどでええんよ。 ことしはまあ辛抱するけどね、言うだけ言うて。ほやけど300万円ぐらいにすんのやで。あと800万円減らさなんだらあかんのやで。それぐらいのとことちゃうかえと思います。 そやな。そんなもんにしときます。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君 ◆9番(栗本量生君) 130ページ、シルバー人材センター補助金。 お疲れのようですから簡単にいきますけれども、この550万円の補助金、決まった額でずっと出してるわけですね。補助金出してる以上は、このシルバー人材センターがきちっと運営されてるかどうかという、そういうチェックはしておりますか。 それともう一つは、やっぱりシルバー人材センターのねらいというのは、ここに登録された高齢者の方々の働き手を中心に仕事をしていくということだと思うんですけれども、それに間違いないですかと。 そして、このシルバー人材センターがほかの専門の会社に仕事を振ってませんかと。この3つです。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 橋本産業振興課長  〔産業振興課長 橋本正義君登壇〕 ◎産業振興課長橋本正義君) 9番 栗本議員よりの御質疑で、シルバー人材センターにかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 シルバー人材センターは、高齢者の方が仕事の場を探している臨時的かつ短期的または軽易な業務に係る就業機会を確保し、高齢者の社会参加を促進するため、広報活動によるセンター事業の普及、新たな仕事や就業分野の開拓を行うため、会員の安全かつ適正な就業を図るために行ってございます。 それで、そういうふうなシルバー人材センターの活動のチェックでございますが、産業振興課のほうで行ってございます。 それと、シルバー人材センターの仕事が他の専門業者に振ってはいないかというふうな御質疑でございますが、シルバー人材センターの登録している会員によって行っているというふうに把握してございます。 以上、御理解していただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君 ◆9番(栗本量生君) 知らんだけやと思うんですけどね、実際にはやっぱりシルバーに当てはまらないような方が仕事されてるんです。しかも、どういう道具を持ってるか把握してますか。例えば、草刈りにしろ、やっぱり専門的な道具持ってどどどっとやってるんですよ。 自分たちでできない分野の仕事の依頼はやっぱり断って、その方はまた別の専門家の方に頼むという形にしないと、ちょっとおかしいんではないかなと私いつも思てるんですけれども。それは、今、証拠写真を撮ったりはしてませんので追求はしませんけれども、そういうことを2回見ました。 ほで、もう年齢もシルバーじゃとても考えられない人がやっております。大きな2トンのトラックに機械積んできて、そういうのを持ってるんかどうかも知りませんのでね。ここから先は言いませんけれども、やはりもう少しちゃんとチェックして、本当の意味でのシルバー人材センターの活動を強めていく、こういうことにやっぱりちょっと指導をしていただければと思いますので、答えは要りませんけど、言うときます。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって6款商工費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際、当局入れかえのため暫時休憩いたします。 △午後2時33分休憩  ------------------- △午後2時36分開議 ○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第22号の議事を継続いたします。 次に、7款土木費について、御質疑ございませんか。 21番 中西 徹君 ◆21番(中西徹君) 145ページですね、予算説明書。土木費の都市計画費の19節負担金、補助及び交付金の中で一番下ですね、定住促進奨励金事業についてお尋ねします。 これ平成20年度から実施している事業でありますけれども、現在までの実績としての申請件数、また対象となった人口、また子供1人につき5万円ということの付加金の対象となる子供の数ですね、今までの。そしてそれに対して、また市外から、市内からの数もわかれば教えてください。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畑中都市整備課長  〔都市整備課長 畑中 正君登壇〕 ◎都市整備課長(畑中正君) 21番 中西議員からの定住促進奨励金にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 議員御発言のとおり、この事業につきましては、平成20年度から実施しており、平成22年度1月末時点での実績を御報告させていただきます。 申請件数は318件、うち市外からの申し込みは106件。この事業にかかわります対象人口1,059人、うち市外からの方は339人。それから、付加金対象者でございますが合計408名、そのうち市外からの方が122名となってございます。 以上でございます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 21番 中西 徹君 ◆21番(中西徹君) ありがとうございます。 来年度、平成23年度が予定では最終年となっていると思いますが、今回4,800万円の予算が計上されておりますが、制度として今までと何か変わった点がないのかどうか。 それとまた、この4,800万円の根拠というのは何か、説明をお願いします。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畑中都市整備課長  〔都市整備課長 畑中 正君登壇〕 ◎都市整備課長(畑中正君) 21番 中西議員の定住促進奨励金にかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 この定住促進奨励金につきましては、若者定住の推進を実現するための一つの施策として、先ほど議員御発言のとおり、平成20年度から実施して平成23年度までの4カ年ということで事業を実施してまいりました。来年度は、その最終年となる事業でございます。 事業内容は、御承知のとおり、住宅を取得した40歳未満の方々を対象に、奨励金として40万円、義務教育を終えるまでの子供1人につき5万円を交付するものでございます。実績は、先ほど御説明させていただいたとおりでございます。 この間、御利用いただきました方々にはもちろん好評ではございますが、現在におきましても当課に問い合わせが多数寄せられてございまして、この事業に対する市民や市外からの方々の関心は強いと感じてございます。 また、この効果ではございますが、市外からの転入率が上昇傾向にあることや、また、利用者のアンケートではございますが、建築する際にこの制度が大いにきっかけとなったとされた方が全体の約4分の1、多少なりともきっかけとなったという方が約8割に上っているところでございます。 このことから、この事業の成果は、数字的には非常に検証しにくいわけでございますが、定住や住宅建設が促進され、地域の活性化に効果があったと判断してございます。 しかしながら、皆様御存じのとおり、昨年の当市における事業仕分けの中でこの事業が議論され、要改善とされたところでございます。仕分けの方々の重立った意見は、この制度による人口減少抑制効果に加え税収の効果もある、また、20万円もらう助成があるために200万円以上の車を購入された方が多いなど、助成金としては一つの選択肢であると、有効であるというような評価をいただいた一方、個人に対する直接補助金はやめたほうがいい、国の事業として子ども手当がある、などの意見も出されたところでございます。 最終的には仕分けの中で総合評価として要改善とされたことから、当課におきましてこの事業について種々検討してまいりました。その結果、国において子育て支援として子ども手当が支給されていることから、現時点では交付金としての制度として充実されていると考え、来年度からは当事業における子育て支援として交付してまいりました義務教育を終えるまでの子供1人につき5万円を交付する奨励付加金につきましては廃止することとし、定住促進奨励金の40万円のみとすることといたしました。 このことから、来年度予算として、申請件数120件を想定し、1件40万円、全体で4,800万円の当初予算として上げさせていただいてございます。 本市の人口減少、特に人口流出をできる限り抑制し定住促進と地域の活性化を図るため、来年度におきましても実施したく、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 142ページ、港湾総務費、13節委託料、測量調査設計委託料5,000万円。予算の概要の説明のところに、「和歌山下津港内の放置艇の解消のため、係留施設の新設」というふうに書かれております。初年度ということです。 これ何年計画で、係留施設もどこへつくっていくのか。年度年度の予算との関係も含めてお答え願えますか。 続いて、145ページから146ページにかけてです。一般質問で駅東区画整理事業の問題についてもお聞きをしましたので、予算の部分についてここで質疑をいたします。 まず、平成23年度の駅東区画整理事業の重立った、工事請負費が1億1,400万円とか、それから建物の補償及び移転賠償が1億4,000万円ですか、そういうふうに予算が組まれてます。 今年度の、先ほども言いましたように、事業の主な内容、これ先ほど言いました1点目。それから、今年度でどこまで金額として、また率として進捗率が何%か。とりあえずそういうところです。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 田尻管理課長  〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(田尻信樹君) 14番 河野議員の142ページ、13節委託料、測量調査設計委託料に関連しまして、これは和歌山下津港係留施設整備事業の概要について御答弁申し上げます。 これは現在、和歌山下津港の海南工区と下津工区に放置されているプレジャーボート、これ約795隻を整備するため係留施設278隻分を整備するもので、平成23年度では海南工区と下津工区に整備する係留施設の測量調査業務を行うものであります。 それから、これは平成23年度から平成27年度までの5カ年計画で、総事業費は9億7,100万円でございます。 内訳は、平成23年度は、先ほど申しました海南工区、下津工区、これの測量調査設計業務を行います。それから、平成24年度では昭南工業跡地に79隻分の係留施設を整備いたします。それから、平成25年度には農協物流西側に126隻分の係留施設を整備いたします。それから、平成26年度には冷水集会所前に40隻の係留施設を整備いたします。それから、平成27年度には西の浦地区に33隻分の係留施設の整備を行います。合計278隻分です。 事業費は、平成23年度が測量調査設計5,000万円、それから平成24年度が2億4,700万円、平成25年度が4億1,600万円、平成26年度が1億4,200万円、平成27年度が1億1,600万円の合計9億7,100万円でございます。 以上でございます。 ○議長(磯崎誠治君) 田村区画整理課長  〔区画整理課長 田村 博君登壇〕 ◎区画整理課長(田村博君) 14番 河野議員の駅東区画整理事業についての御質疑に御答弁させていただきます。 まず、146ページ、15節工事請負費の道路等築造工事費の内容について御答弁させていただきます。 平成22年度に駅東広場へ通ずるアクセス道路が一部確保できたことによりまして、平成23年度でいよいよ駅東広場と都市計画道路駅前1号線の整備に取りかかることとなりました。予算の内訳といたしましては、駅東広場整備工事費として5,000万円、都市計画道路駅前1号線築造工事費として6,000万円、また上水道の布設と仮舗装工事として400万円の合計1億1,000万円の予算を計上してございます。 続きまして、147ページ、22節補償、補填及び賠償金のうちの建物移転補償金1億4,000万円について御答弁させていただきます。 駅東周辺の仮換地指定を実施して以来、関係権利者の御協力のもと駅東口の整備を図っているところでございますが、平成23年度は移転計画に沿って中原組さんから以北の建物移転2件、また工作物等の移転3件については、駅東口周辺の駐車場の移転を予定してございます。このことによりまして、駅前1号線の築造工事に着手できることになります。 最後に、区画整理事業の進捗状況はとのことでございます。 平成19年10月16日、駅周辺の6.3ヘクタールについて仮換地指定を実施してございますが、関係皆様方の御協力を得ながら工作物や建物移転等を手がけ、平成22年度で都市計画道路駅前1号線上にある建物と、もと喫茶アカシヤの建物移転が完了し、駅付近の区画道路の一部については上水道管の布設も終わりました。間もなく舗装工事も完成する予定となってございます。平成23年度には、駅東広場の整備と都市計画道路駅前1号線の築造工事に着手できる運びとなりました。 このような経過のもと、海南駅東土地区画整理事業は、総事業費114億1,000万円に対し、平成22年度末までの執行額が約30億円で、進捗率でいいますと約26%となります。 以上、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) まず、港湾のほうからいきます。 ことしは5,000万円で総計9億7,000万円ですということです。それはそれで私、別にこの工事等々は必要があると思うんでね。 これの74ページの予算の概要のところに、補助等というところを見ますと、社会資本で起債が90%やということが書かれてますね。9億7,000万円の5年間の工事で、起債でやる、起債がほとんどですけどね、聞きたいのはね、たまたまテレビ見てたらね、和歌山県全体的にこの事業をやるわけですね。テレビでは、余計な話ですが、田辺のあれが映ってました。海南も映るんかと見とったんですが。それは余計なことですけどね。 県全体の工事になると思うんですよ、これね、事業で。しかも、先ほど言いましたけど、起債で戻ってくるようなことをちょっとお聞きをしてるんですがね、なぜ市の事業になるんですか。漁港はね、小さい漁港は塩津や、--漁港と違うのわかってるよ--塩津や戸坂などは市の事業でやられるんですがね、これはそやけど津波などのときに、特にああいう船の係留の仕方などでは危険ですから、海南市だけではありませんわな。だから県下的にやる、国や県の事業になると思うんですがね、なぜ市で、しかも起債、社会資本起債が90%で行うのか。私は工事には反対してませんよ。要る事業だと思いますのでね、その点だけお聞きをいたします。 次、区画整理です。 答弁してくれました。駅東の広場が平成23年度中に完成をされ、あそこがちゃんとなると。これはこれで非常に結構なことだというふうに思うんです。この点については、いろいろと問題がありますけれども、私は是という立場でお聞きをしますがね。 それでね、質問したいのはね、平成22年度までの執行額で約30億円、114億円に対して。今年度は2億9,000万円ですわね。そやから平成28年までね、これは一般質問したとき私は終了は無理やというふうに言いましたけどね、確かにこれ無理なんですね、平成28年度まで。市長ももう一般質問のときに答えてくれたから、もう同じ答え返ってくんので要らんけれどもね、これについてのよ。 これ今のペースでやるとよ、ことしまだそれなりに予算ついたほうやいしょ。これもう絶対平成28年度まで無理やで、これ。平成28年度まで、今で、ことし入れて約30%になるわけや、平成22年度で26%ですからね。だから、急いでやったって無理やし、平成28年度終了できんとまた延ばすことになんねん。3回延ばしちゃるわな。平成22年で一回終わって、また平成28年に延ばしたからね。 平成28年度までは絶対に無理だと思います。その点だけちょっと答弁ください。
    ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 14番 河野議員の142ページの測量調査設計委託料5,000万円にかかわっての再度の御質疑にお答えいたします。 先ほども担当課長からお答えを申し上げましたように、平成23年度から平成27年度、5カ年をかけての和歌山下津港係留施設整備事業の事業費でございます。 この理由はということでございます。先ほども御発言の中にありましたように、和歌山県が港湾を整備といいますか、県内の放置艇の問題を解消するための事業ということで取り組むものでございまして、本市では和歌山下津港内の放置艇問題を解消するためのものでございます。 なぜ市が事業費を出すのかということでございます。この件につきましては、4年前に事業化が始まりました海南港の津波対策事業、これ総額まだ定かではございませんが、約250億円ということで、そのうち250億円の3分の1が県負担ということで当時種々協議をしたわけでありますが、海南市もぜひこの津波対策事業をしてほしいということで、県の3分の1の2分の1、6分の1を肩がわりさせていただいても、この津波対策事業にかかってほしいという種々の協議の中で、県としては海南市から負担金をいただくというわけにはいかないということで、この係留施設整備事業をかわりに、県の事業でありますが、海南市の名前で取り組んでいただけないかということで、前年度もみなとみらい交付金等の事業を目指したわけでありますが、国の政府の考え方の関係で、今年度、平成23年度から社会資本整備交付金を使っての事業ということで具体化されましたものでございます。 もちろん250億円の6分の1の負担ということには全く届かない金額ではありますが、海南市といたしましては、応分の負担をするという姿勢を見せるためにも、この事業に着手をさせていただくということでございますので、また御協力のほうよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 北口まちづくり部長  〔まちづくり部長 北口和彦君登壇〕 ◎まちづくり部長(北口和彦君) 14番 河野議員から、駅東区画整理事業にかかわりましての御質疑がございました。議員からは、平成28年度までに終了は無理だというふうに考えるが、それについて市の考えはということでございます。 先ほど課長のほうから、平成22年度末現在での進捗率は26%ということで御報告を申し上げました。確かに、平成28年度までの残された期間は短く、現在の予算規模でいきますと、なかなか平成28年度に終了というのは難しい状況にはございます。 ただ、平成19年に仮換地指定を実施して以来、事業の推進を図っているところでございまして、関係権利者の御協力のもと駅東周辺の整備にめどがついてまいりました。平成23年度には駅東広場と都市計画道路駅前1号線を整備することで、駅東口周辺もさま変わりするものと期待しているところでございます。 これからも皆様方の御協力をいただきながら、計画に沿って建物移転、道路築造工事等を進めてまいりたいというふうに考えてございます。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 市長の答弁してくれた意味はわかりました。肝心なこと聞くの忘れた。 その維持管理は、どないされていくんですか。全体としては、県が維持管理を海南市以外はされると思うんでね。海南が予算的に持たなあかんということはわかったんですが、後々の維持管理も費用も要りますのでね、その部分だけちょっとお答え願えますか。 それから、区画整理について、駅東。 部長答弁してくれたんやけどね、もう一回やっぱりこの住民の総会について、私、一般質問のとき言いましたけど、開かんという話でしたけどね、権利が制限されちゃんのよ、もう。かなりのね、一つ一つ言いませんけどよ、今、自分の土地でありながら売ったりすることがなかなかできませんからね、住居移転の自由、これ奪われちゃんのよ。憲法の部分、制限されちゃんのやで。 そやから、やっぱりいま一度、この住民の皆さんに、総会開けったらせんて言うけどよ、何らかの形でね、駅前広場は私は是としましてもね、ファミールから東側の地域に住まわれておられる方のやっぱり意見集約をもう一回すべきですよ、これ。意見集約なり意見を聞くべきですよ、いろんな形で。アンケートだけじゃだめですよ。平成28年度までに絶対できませんからね。それで3回目や。そやから、その意見集約をアンケートも含めていろんな形ですべきだと思います。その点でどうされるか答弁ください。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 田尻管理課長  〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(田尻信樹君) 14番 河野議員の和歌山下津港係留施設整備事業についての再度の御質疑について御答弁申し上げます。 まず、係留施設の維持管理につきましては、この4カ所につきましては事業主体が海南市でありますので、維持管理につきましても海南市でやっていかなければならないと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(磯崎誠治君) 田村区画整理課長  〔区画整理課長 田村 博君登壇〕 ◎区画整理課長(田村博君) 14番 河野議員からいただきました駅東区画整理事業費についての再質疑に御答弁させていただきます。 駅東の区画整理事業につきましては、西側は先ほど御答弁させていただいたように、順調であるかどうかはちょっと少しありますけれども、何とか動き出してございます。その西側の進捗状況を見ながら東側については進めていくということで、以前から議員にも御答弁させていただいてるところでございますが、平成23年度の西側の進みぐあいを見きわめながら、東側についての皆様方の意向調査なり、意向を確認していく方法で何とかうちも進めていこうと、そう考えていることでございますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 先ほどの係留施設の整備についてですが、一般的に考えたら、県のそういう岸壁なんかそうですね、国や県が管理してると思うんですが、その点で施設ができてから海南市が管理するということを今言われましたけれども、その施設全体を海南市へ移管してもらうちゅうことなんかな。ちょっとその点ね、県の公共岸壁だと思うんですけれども、国かな。それがどういうふうになって海南市が管理するのか、その点だけちょっと教えてください。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 田尻管理課長  〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(田尻信樹君) 12番 岡議員の和歌山下津港係留施設整備事業にかかわっての御質疑に御答弁させていただきます。 これを移管してもらえるかどうかにつきましてでございますが、これが海南市が事業主体となって係留施設を設置しますので、当然駐車場整備、それからそこへ行く進入路の整備をしていかなければなりません。そういったものにつきましては、埋立申請が必要となってございますので、これは海南市のほうでしていきますので、もう最初から海南市が移管というより管理するということでございます。 以上です。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君 ◆9番(栗本量生君) 137ページ、ただいまのところでございます。 この22節補償、補填及び賠償金の部分ですけれども、物件移転補償金、これはどこの工事にかかわって発生しておりますか。 次に、142ページのただいまの港湾の問題ですけどね、海南工区と下津工区に放置されておりますプレジャーボートは795隻、今回5年計画で278隻の係留施設をつくると。あと500隻はどんなような形で考えておられるんですか。そのことです。 次に、144ページ、都市計画費、1節報酬。都市計画審議会委員が1人減ってますね。これはなぜなのかということと、もっと減らせないんかなというのが私の質問です。 続いて、146ページ、13節委託料と14節使用料及び賃借料で、両方とも事務機器保守管理委託料、ほいで賃借料で事務機器賃借料、これが新たに発生してるんですね。これについてお教えいただきたいと思います。 次、公園費、150ページ、紀の国森づくり基金について、これ説明はいただいてるんですが、もうちょっと詳しく説明していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畠中建設課長  〔建設課長 畠中康行君登壇〕 ◎建設課長(畠中康行君) 9番 栗本議員からの道路新設改良費の中の22節補償金に関する御質疑に御答弁申し上げます。 この物件等補償金につきましては、北野上地区で行ってございます野尻1号線バイパス整備事業に伴います用地取得に伴います物件の補償費を計上させていただいてるものでございまして、北野上小学校の近くにございますビニールハウス、立ち木、倉庫など、道路用地にひっかかるところの物件補償を考えて計上させていただいたものでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 田尻管理課長  〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(田尻信樹君) 9番 栗本議員の142ページ、プレジャーボート整備事業についての御質疑について御答弁させていただきます。 プレジャーボート放置艇795隻に対し整備する数が278隻で、約500隻足らないのではないかとのことですが、これにつきましては、プレジャーボート対策に関しまして、現在県におきまして和歌山県内のプレジャーボート関係者、それから漁業者、国・県、関係市町村で構成する和歌山県プレジャーボート等対策検討会を設立しておりまして、この中で県内の放置艇対策を検討してございます。 現在、海南市には795隻の放置艇がございまして、これにつきましては先ほど申しました海南市で整備する4カ所以外にも、例えば築港の前とか、それから下津の女良川、それから大崎、そういったところにも県のほうで収容計画を計画してございまして、約800隻の収容を考えてございます。それで、海南市が整備するのはその4カ所ということで協議をしてございまして、残りは県がすると考えてございます。 それから、150ページの紀の国整備事業の説明ですが、これにつきましては紀の国森づくり基金の活用事業でございまして、間伐体験イベントを予定してございます。これにつきましては、間伐を子供たちに体験していただいたり、それからチェーンソーアートのイベントを開催する予定です。 それから、植栽、木工イベント、これはクヌギとかコナラの苗木を植栽いたしましてカブトムシ等の幼虫が集まるような森づくりをするものでございまして、それからその間伐材を使いましてベンチ等、そういったものをつくる予定でございます。これも50人程度の参加を見込んでございます。 それから、森の観察会といたしまして、森林内エコトレッキング、これも50人ぐらいで2回、それから昆虫野鳥観察、これも2回程度考えてございます。 以上でございます。 ○議長(磯崎誠治君) 畑中都市整備課長  〔都市整備課長 畑中 正君登壇〕 ◎都市整備課長(畑中正君) 9番 栗本議員の都市計画審議会委員報酬についての御質疑に御答弁申し上げます。 この都市計画審議会委員は、昨年度までにおきまして15人の委員に御委嘱申し上げてございました。その後、市議会議員からの6人が3人に減ったことから通常12名となるわけでございますが、海南市としての重要施策であります農業関連についてもより公平な意見をいただきたく、農業関連の方1人新たに御委嘱申し上げてございます。 それともう1人、若者の意見を聞くということで若者世代からも1人御委嘱させていただいてまして、議員の3人減に加えまして農業関連1人、若者関連1人、現在計14人の都市計画審議会委員に御委嘱してるところでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 田村区画整理課長  〔区画整理課長 田村 博君登壇〕 ◎区画整理課長(田村博君) 9番 栗本議員からいただきました駅東区画整理事業費の146ページ、委託料、事務機器保守管理委託料並びに賃借料、事務機器賃借料が新たにということでございます。 現在、区画整理課におきましては、土木の積算システムが備わってございません。かなり事業量もふえてきましたことによりまして、何年来かの要望でございましたけれども、今回、ようやく区画整理課として新しく土木の積算システムを導入させていただきたいと、こういうことでございます。 以上でございます。 ○議長(磯崎誠治君) 田尻管理課長  〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(田尻信樹君) 9番 栗本議員の御質疑に、ちょっと答弁漏れがございました。 紀の国森づくり事業の実施場所については、わんぱく公園でございます。 以上でございます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君 ◆9番(栗本量生君) 都市計画審議会、若い人入れんのも結構ですし、農業関係者。しかし、そういう方々の意見を聞くというんなら、初めから入れとく人違うんか、そういう人ら。議員3人減らしたから、にわかにまた思いついて入れたっていうようなね、それやったらないんと一緒ですわ。せっかく3人も減らしちゃんのに。意味ないわいしょ、減らした。まあ言うたら、若い人の声を聞きたいとか、農業者の声を聞きたいちゅうのは、今さら減ったよって入れるべきではなく、初めから入れとかなあかん人たちやいしょ。 そういう点で、どういう考え方なんかなと思うんですけどね。そんな検討はされたんですか。議会が3人減らした理由も加味をして検討されたんですか。意味ないように私は思うんです。聞くのはいいですよ。聞くのはいいんですけどね。 それと、そういうこと関係なしに、もうちょっと減らせるんちゃうかな、私は申し上げてるんです。そのことについてもう一回。 それと、紀の国、いろいろ事業をやっていただいて、それはいいんですけど、一つはこれはもうずっと10年なら10年単位で続けるというような事業ですか。 それと、わんぱく公園でやる事業としたら、紀の国森づくりという名前からしてそぐわないように私は思うんです。本格的に間伐やるとかいろいろやるんだったら、本当に森をつくる、紀の国という森づくりをやるというその観点から考えると、わんぱく公園ではね、雑木林相手にやったって子供たちにきゅんとこんと思いますけれども、その点いかがですか。 それ2つだけです。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 畑中都市整備課長  〔都市整備課長 畑中 正君登壇〕 ◎都市整備課長(畑中正君) 9番 栗本議員からの再度の都市計画審議会にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 都市計画審議会におきましては、通常、海南市のレベルでいきますと、15人というのが枠としてございます。今回、そういう中で商工会関係とかいろいろな多方面からの御意見を聞いてるところでございます。 さらに農業関係につきましては、さらに1人お願いしてるわけなんですけれども、今後農業施策も非常に重要になってくるということでもう1人お願いしてございます。それから、若者につきましても、先ほどの枠の中で今まで設けられてなかった方についても1人お願いしたところでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 田尻管理課長  〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 田尻信樹君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(田尻信樹君) 9番 栗本議員の紀の国森づくり事業の再度の御質疑について御答弁させていただきます。 継続かどうかということでございますが、これは平成23年度の単年度事業でございます。 それから、紀の国森づくり事業の名前にちょっとそぐわないのではないかという御質疑でございますが、これにつきましては、現在、ヒノキの林につきましては間伐もしていない状態でちょっと荒れてきておりまして、それで、わんぱく公園でありますので、子供たちがより遊べる公園を目指して、このヒノキのところを間伐しまして、それでクヌギを植えまして、カブトムシとかを集めまして子供たちが遊べる公園をということで整備するものでございます。 以上でございます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君 ◆9番(栗本量生君) 審議会ですけどね、農業者はもうもともと入っちゃんのかえ。入っちゃんのにわざわざふやす必要ないでしょう。そんなんやったら入ってない人ふやしなさいよ、若い女性とか。ほんとにあなた方がそういう意味でふやしたいんだったら、そういう今までに入ってない人を選ぶと言うんなら話はまだわかります。もう既に農業者の代表者が入っちゃんのやったら、2人になっても同じじゃないですか。 それと、まだ海南市が農業政策物すごい大事やという、そのビジョンがここへあらわれてないんですよ、ずっといろいろ聞いておりますけれども。都市計画のほうで農業は大事だと、それはちょっとそぐわんわな、答弁は。 3人減ってまだ議員3人残ってますけどね、どうです、議員は要りませんか。またほいたら3人ふやせますよ。やかましばっかりやよってな。  (発言する者あり) 後ろでそういうふうに言うてます。答弁要りませんけどね、やっぱりもうちょっと、我々も3人減らしたということはそれなりに意味があるんですからね、やっぱりきちっと大事に考えていただきたいと思うんです。 15人の枠があるからまたふやしたよって、そんなことでなしに、ほんとに聞きたいんだったら聞きたい人選んだらいいんですけれども、やっぱり今の時代、どんどんマイナスシーリングでいろんな予算を削ってるんでしょう。しかし、今回は削ったのにふえてるというその現実をやっぱりしっかり踏まえてね、最少人数でやれる方法もやっぱり今後考えていくべきやと思いますんで、言うときます。 それと、紀の国森づくり、子供たちが勉強すんのには、それはわんぱく公園がちょうどええとこやと思うんですけれども、これはやっぱり県の事業を消化せないかんだけやな、単年度やったら。本来森づくりどうするかちゅう考え方に立ってやるべきことでないように思うんで、もう結構です。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって7款土木費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、8款消防費について、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって8款消防費に対する質疑はこれで終了いたします。 この際、当局入れかえのため暫時休憩いたします。 △午後3時26分休憩  ------------------- △午後3時41分開議 ○議長(磯崎誠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第22号の議事を継続いたします。 次に、9款教育費について、御質疑ございませんか。 16番 出口茂治君 ◆16番(出口茂治君) 9款教育費の6項社会教育費、2目生涯学習振興費について、173ページ、お伺いいたします。 まず1点目ですが、11節の需用費のうち食糧費について。昨年はこの食糧費ちゅうのは予算化されていなかったんですけど、今回は45万円が計上されていると。その理由についてお伺いいたします。 それから、続きまして、13節の委託料について。この中の説明の中にあります地域共育コミュニティ推進事業委託料75万円、それと地域ふれあい活動事業、これは次のページの説明の中にあります6行目、100万円。 これについて、予算の概要、80ページですけれども、これをちょっと読ませていただきます。9款6項2目、173ページ、基本施策として青少年の健全育成、それから事業名は地域共育コミュニティ推進事業。その概要説明に、「市内中学校区に地域共育コミュニティ本部を設置し、地域共育コーディネーターを配置する。また、コーディネーターを中心として地域から学校支援ボランティアを募集し、ゲストティーチャー、図書ボランティア、登下校の見守りなどさまざまな活動を実施する」と。その下に、「巽地区、東海南地区(新規)」ということであります。 そこで質問いたしますけれども、まずこの1点目としまして、地域ふれあい活動というのは、活動を通じて地域社会が学校教育と連携しながら側面から子供たちと交流しながら支えはぐくむと同時に安全を見守るのが目的であります。一方、地域共育コミュニティ推進事業は、主に前段のふれあい活動を行うための体系を示したもので、同一事業に思われるが、いかがでしょうか。学校主導と地域主導との違いがあるんだと思うんですけれども、その辺の見解をお聞きいたします。 それから2点目ですね。 巽地区では10年前ごろから公民館、育友会、その他の団体が子供とかかわって活動していたが、いずれも各組織が独立した活動が中心で他の団体との連携が薄く、限られた効果に終始しているのではないかとの懸念から、地区の区長会が発案して、巽地区の各種団体、19団体から成る巽まちづくり協議会を立ち上げたのが始まりで、今日の活動に至っていると聞いてございます。 生涯学習課として昨年までのこの巽のふれあい活動をどう総括されているか、またその結果、今後の課題はどんなところにあるかというところをひとつお伺いいたします。 それから3点目は、過日、巽小学校の6年B組の生徒24人全員から巽の子どもを育てる会に6年間ありがとうございましたという寄せ書きが渡されて、その大人の会員の皆さんが感動したということであります。 そこで、この質問ですが、本年度は東海南中地区でも地域共育コミュニティ推進事業が実施されますが、昨年と比べ1地区ふえるんで予算的にふえたのか減ったのか、その辺のところをお聞きしたいと思います。 それから4点目ですね。 この巽以外の校区でも特色を生かした各地区でのふれあい活動を実施していると思いますが、より深く活動を展開するためには今後どのようにこれらの活動を広めていくか、そのお考えをお伺いいたします。 以上です。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 田幡生涯学習課長  〔生涯学習課長 田幡好章君登壇〕 ◎生涯学習課長(田幡好章君) 16番 出口議員からいただきました173ページ、11節需用費の食糧費の45万円ですけれども、この45万円につきましては、子育て広場事業に参加する子供のおやつ代や子育てほっとカフェに参加していただく保護者のお茶、お菓子代等でございます。 平成22年度までは子育て広場の参加者より現金にて実費負担いただいておりましたが、平成22年4月1日にて現金などの取り扱いに係る改善方針についての通知がなされ、公金の適正な取り扱い及び管理を行うために本事業における事務手続を改善することとし、平成23年度の予算については、歳入において参加費用を計上し、歳出においても同額を食糧費と計上させていただいたわけでございます。 それから、次に、13節委託料の地域共育コミュニティ推進事業に関する御質疑に御答弁させていただきます。 地域ふれあい活動事業につきましては、平成7年の週休2日制の開始に伴い、休業日に子供たちへのさまざまな体験活動の提供を目的に、市内全小学校区に地域ふれあい協議会を設置して、さまざまな体験活動を実施してございます。 地域共育コミュニティ事業につきましては、各中学校区に学校支援コーディネーターを配置し、学校と地域とを結びつけ、学校の要望などを受け地域の人材を学校支援ボランティアとして学校支援活動に参加していただくことで、多忙化する学校を支援するとともに、ボランティア活動を通じて地域コミュニティの再構築を目指すという事業であります。 本市では、平成20年度より、モデル地域として巽中学校にてこの共育コミュニティ事業を実施してございます。 次に、巽地域の地域ふれあい活動事業についての評価でございますけれども、巽地域では平成21年度で年間14回の体験活動を実施され、延べ1,249人の参加がございました。また、内容についても、各種団体の方々の参加により、本市においても非常に充実した事業を実施していただいていると考えております。 課題につきましては、全市的に見ますと各地域によって事業の内容や実施回数に差異があるため、地域間の差異を是正することが当面の課題と考えております。 それから、地域コミュニティ関係の予算でございますけれども、平成20年度から22年度につきましては国からの全額委託事業として実施しており、平成22年度には70万円の事業を実施いたしましたが、平成23年度から国、県、市3分の1の補助事業となり、予算額は全体で75万円計上してございます。市の負担額は25万円となってございます。 75万円の内訳ですけれども、巽地区が45万円、今年度から事業を開始する東海南地域が30万円となってございます。 次に、地域ふれあい活動を広めていくということの関連の御質疑でございますけれども、今後の地域ふれあい活動事業の展開に関しまして、平成22年度より地域ふれあい活動連絡協議会を設立してございます。この会は、海南市の各地域ふれあい活動協議会及び委員会相互の連絡調整を図り、地域のふれあい活動事業の活性化を図ることを目的としてございます。従来、地域ふれあい活動事業につきましては、議員御指摘のとおり、各地域の特色を生かした活動を展開してまいりましたが、平成7年度から実施しております地区においては活動のマンネリ化や少子化に伴う参加者の減少なども見られてございます。 今後は、地域ふれあい活動連絡協議会を中心として、各種団体の情報の共有化及び活動内容の活性化を進めてまいりたいと考えていますので、以上、何とぞ御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 16番 出口茂治君 ◆16番(出口茂治君) 食糧費についてはよくわかりました。 ふれあいとコミュニティの内容につきましても、若干学校側の要請、要望を受けて地域がその学校の要望に対して協力して活動すると、そこで子供たちと過ごしていくと、それでもって健全な青少年育成があると、そういうことかと思います。 地域のほうで、土曜日とかよく学校へ行ってドッジボールやったりとか花植えしたりとかよく聞きますが、そういう活動、あるいはまた子供たちの見守り、登下校の安全確保ということに、これは各地域ともやられておると思うんですけれども、そういった活動であると。これがコミュニティ事業と、それからふれあい活動事業の違いだというふうによくわかりました。 それで、巽地区は、平成20年、平成21年とモデル地区で先行して2年間実施した。今年度からは東海南にも展開して同じような共育コミュニティ活動を実施するということでありますけれども、先ほど総括で、多くの人が参加してそれなりの成果を上げたということで評価されております。 こういう地域コミュニティ、先ほどちょっと紹介しましたように、子供たちが寄せ書きでは6年間ありがとうございましたと小学生が言うてるんですわ。ちゅうことは、コミュニティも含めて、ふれあいと含めて、いろいろ学校に支援していただいたという子供たちの思いが込められた寄せ書きで、やっぱり6年生になりゃ1年生の時から地域の人がそんなにやってくれたということをよく知ってるわけですね。だから、最低でもこの活動、これらの2つの活動ちゅうのは6年を累積していかないと、1年だけやって、はい、もうわかりましたちゅうふうにならんと思うんで、その活動の重みちゅうのが大変重要じゃないかと思いますが。 今後ですね、今、東地区やられて、毎年全校に広めていかれたらどうかなと。海南市はこういうことで、巽と本年度東海南地区ということになるんですけれども、他地域、市以外で県下でもいいですけれども、もっと進んで多くの学校でやっておられるところがないかどうか、調べておれば一遍御披露いただきたいと思います。 それと、やっぱり、もうちょっとスピードアップやって、この海南市の全校に広げていただきたいと思うんですが、その辺の考えもひとつお伺いしたいと思います。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 田幡生涯学習課長  〔生涯学習課長 田幡好章君登壇〕 ◎生涯学習課長(田幡好章君) 16番 出口議員からいただきました地域コミュニティ推進事業についての再質疑に御答弁申し上げます。 他地区の全体的な資料については、ちょっと持ってませんので、ちょっと把握してません。後ほどまた連絡したいと思いますけれども。 それから、今後についてでございますけれども、今後は下津地域も含めまして進めてまいりたいと考えているところでございますけれども、地域コミュニティ推進事業につきましては、地域、学校、また学校教育課とも十分話し合い協議して連携をとりながら、地域や学校等の要望も聞きながら慎重に進めてまいりたいと考えていますので、以上、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 西原教育長  〔教育長 西原孝幸君登壇〕 ◎教育長(西原孝幸君) 16番 出口議員からの地域共育コミュニティ事業に係る御質疑に、今、担当課長からも御答弁申し上げましたが、補足して御答弁を申し上げます。 この事業につきましては、議員ももう御承知のとおり、世の中がますます複雑多様化している中で子供を取り巻く環境が大きく変化しており、学校教育の中にもたくさんの課題が生じてきております。そういう意味から、地域の皆さん方や家庭の教育力の低下などもいわれる中で、家庭や地域の皆さん方の御支援と連携もとりながら学校教育の課題を解決していくということが大きな趣旨で、主に中学校区を中心とした一つの単位で、これらの連携本部というのをつくりまして、コーディネーターを配置して、それぞれの学校の課題であり要望なり、また地域の願いや家庭の願いなど、意見を取りまとめながら学校教育の課題を解決していくという、そういう趣旨のものでございます。 先ほど申し上げましたように、巽中学校区につきましては、3年間の事業の中で大きな成果を上げていただいたと承知しております。県内の各地の中でも、その成果は大変高く評価されているところです。 来年度につきましては、この事業を東海南中学校区に広げたいと予算を計上しているところでございますが、市内の他の地域につきましても、これらの2つのモデル地域の実績も含めて地域との連携のあり方などを検討しながら、学校教育の課題解決につなげていくように考えているところでございますので、御理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 16番 出口茂治君 ◆16番(出口茂治君) 質疑ではありませんけれども、こういう活動をやるに当たって、やっておられる人も話を聞きましたところ、やっぱり学校と地域のこの団体との協力関係、これは当初はそんなにすぐうまくいくとは限らんと。やっぱり学校は学校の考えがあるし、地域は地域の人の考えがあり、それをいかに連携するようにいくかというのは、やっぱり、1年やそこらでできるもんでもないと。やっぱり、そういう協力関係を常日ごろから機会を持って接触するというのが一番大事だというふうにおっしゃってましたし、その中でやっぱり家庭も大事でしょうし。 それからもう1点、やっぱり先ほど1年生から6年生の小学生と言いましたけど、中学生をいかにこの共育コミュニティなりふれあい活動に参画させるかというのは、非常に巽の場合も大きな課題だと言ってました。やっぱり中学生にもなると、非常に忙しく、一言で言うたら忙しい。なかなかそういう人間的なふれあい活動に参画してもらうのは厳しいという中で、徐々にではありますけれども、事業で何をやるか見出して何回かやってるんだというお話です。 こういったことも今後どんどん広めていっていただいて、勉強、中学生が中心になると思いますけれども、そういう忙しい中でも多少とも社会教育的な地域の人との交わりちゅうのを大事にしたやっぱりゆとり教育、今はゆとり教育と言うたらしかられるかわかりませんけど、そういう息抜きもやっぱり大事かと思いますので、今後とも教育委員会の中でも学校教育課と、それから生涯学習課がよく連携してこの事業に取り組んでいただきたいなと、これは私の希望でございます。 以上です。ありがとうございます。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) 3点ばかり教えてほしいんですが、1つは、178ページの19節ていうんですか、これの指定文化財保存事業補助金は長保寺の大門及びの保存修理事業ということで750万円、これは全額補助金で行われるんでしょうか。教えてほしいと思います。 それから、179ページの図書館費なんですが、ちょっと今までにも何かあったんかなと思いながらちょっと覚えてないんで教えてほしいんですが、図書購入費がないのはどういうわけなのか教えてください。 それから、163ページの2目の教育振興費の小学校英語活動推進事業委託料ですけれども、小学校での英語を推進するっていうふうになりまして、いいか悪いかは別にしましてやるということなんで、推進、市としてもしていかないかんのやろと思うんですが、この予算が減ってるんですけれども、今年度に比べて。これはどういうわけか教えていただきたいと思います。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 田幡生涯学習課長  〔生涯学習課長 田幡好章君登壇〕 ◎生涯学習課長(田幡好章君) 13番 橋爪議員からいただきました178ページ、19節指定文化財保存事業補助金についての御質疑に御答弁申し上げます。 これは国宝長保寺の改修工事でございまして、平成23年度は1億円の事業を予定してございます。それで、この事業につきましては、平成23年1月から平成24年12月にかけて行われる事業でございまして、長保寺の大門、多宝塔、それから重要文化財の鎮守堂の修理に対する補助金でございまして、平成23年度は今申し上げましたとおり総額1億円でございます。 それで、国が80%の8,000万円、県が5%の500万円、市が7.5%の750万円、所有者が7.5%の750万円となってございます。 補助金の内訳は以上でございます。 それから、179ページの備品購入費で図書館費なんでございますけれども、これは平成22年度の一般会計の補正予算で交付金ということで、住民生活に光をそそぐ交付金ということで、図書館充実事業の補助金につきまして一般会計で補正予算を上げさせていただいたんですけれども、それの中に備品購入ということで図書館費1,300万円を計上してございます。それには、平成23年度の予算で計上するものを含めまして、平成22年度ということで購入する予定になってございますので、平成23年度については図書購入費はゼロで計上してございます。 以上でございます。御理解のほうよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 井川学校教育課長  〔学校教育課長 井川勝利君登壇〕 ◎学校教育課長(井川勝利君) 13番 橋爪議員の御質疑に御答弁申し上げます。 小学校では、平成23年度から完全実施となります学習指導要領にのっとりまして、小学校5、6年生で外国語活動が必修化されます。本市では先取りの形で平成16年度から小学校英語活動推進事業を行ってまいりました。 具体的には、当初、民間業者との委託契約により外国人講師を派遣し、異文化や異言語を体験的に理解させるとともに、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に努めてまいりました。なお、平成20年度から、外国人講師に加え、英語の堪能な日本人講師を併用しながら行っているところでございます。 委託料の減額につきましては、本市に3人のALTの教員も派遣されてございますし、また本来、学級担任が独自で指導するということもございますので、その関係で減額してございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) 図書購入費については、わかりました。 長保寺についてなんですが、2年間という、2年間やったかな、だったと思うんですが、つまり、来年もこれだけ市が負担せなあかんということになるんでしょうか。 それと、小学校の英語活動のことなんですが、担任の先生も英語を授業を行うのでその分減ってるというのは理解できるんですが、その分、そしたらその担任の先生の講習のようなものは予算化、どこかされてるんでしょうか。お願いします。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 田幡生涯学習課長  〔生涯学習課長 田幡好章君登壇〕 ◎生涯学習課長(田幡好章君) 13番 橋爪議員からいただきました指定文化財保存事業の補助金の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 工事期間は2年間で行いまして、総工事費が1億5,000万円となってございます。それで、平成22年度に1,000万円の補正予算を組んでいただいてます。それから、平成23年度は1億円ということで、あと平成24年度につきましては残額の4,000万円ということで事業費の予定となってございます。そのうちの7.5%が来年度の市の補助金の負担額となるわけでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 井川学校教育課長  〔学校教育課長 井川勝利君登壇〕 ◎学校教育課長(井川勝利君) 13番 橋爪議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 教員の研修につきましては、県主催の講習会等にこれまでも参加しておりまして、代表者が受講し、その内容を各学校で広めるというような形を実施してございますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) ありがとうございました。 質疑というわけではないんですけれども、その英語教育というのは、小学校の先生というのは基本的に英語を教えると思って先生になってないと思うんですよ。中学校の英語の先生って特別の人がやってるんでね、大変どぎまぎすることではないかなと私は考えるんですけれども。代表者が行って勉強してきてそれを伝えるというのは、それはちょっとどうかなとは思うんですけれども、そういうふうになってるということですけれども。 やっぱりね、子供たちがこれから国際化、グローバル化とかいうて、小学校の段階で拒否反応をやったり、それから間違った発音をやったりして、それを直すほうが中学校へ行って大変ってなるというようなこともお聞きしますんで、やっぱり担任がやるというのは結構ですけれども、そこら辺をきちんとやってもらわないと、子供たちの将来にとってもかえってマイナスになっては困ると思いますので、まあ要望です。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) ページでいきます。小学校費の164ページの扶助費、中学校も同じく扶助費の中の就学援助です、1点目は。 経済的に困窮する家庭がふえてきておるということの中で、就学援助が頑張ってやっていただいてるのは非常に結構なことだというふうに思うんです。 それでね、その金額も張ってきますからね、それぞれの学校で配布ね、就学援助のお金をどのようにそれぞれの学校で渡されてきたのか。そして、来年度予算ですから渡そうと、ことしは平成23年度はされるのか。それが1点目です。 それから、2点目は中学校費の教育振興費、166ページですわ。その手前の、予算の概要の79ページ、中学校部活動推進事業です。 平成22年度はどういうふうな、いわゆる中学校の部活動の外部指導者ですね。サッカーなども入ってるというふうにお聞きをしてますが、外部指導者がそれぞれのスポーツで何人ぐらい、平成22年度は外部指導者入っておって、何人でどういうスポーツで外部指導をお願いしてるか、平成22年の実績と平成23年の予定をお教え願えますか。 次に、学校、幼稚園の関係では170ページです。幼稚園管理費です。 給料、一般職が平成23年度は32人、幼児教育に当たるということです。賃金が、これは保育園よりも少ないんですが、しかし5,065万円出てます。何人の方の臨時雇いの幼稚園の先生を予定をしたのか。そして、時間給等については幾らでやられるのか。 続いて、184ページです。体育振興費のうち負担金、補助及び交付金で市民体育事業交付金の問題です。 具体的に言います。駅伝のコースや。なぜ質疑するかといいますとね、市町村駅伝でも、県警との関係でいろいろあるようですがね、大分コースも変えられてきて予定してますし、ところが全国的に大阪マラソンとか東京の、世界で一番大きな都市やといわれる、ああいうところでも何時間もとめて走るわけ。去年は去年で駅伝、もう1月に終わりましたけどね、去年度は、これ来年度ですがね、コースはどのコース、去年と同じコースを予定してるのかどうか。 それから、次、その下の市民体育館整備工事費。工事請負費7,500万円ですが、旧市高のところにあった日方の市民体育館の整備事業だというふうに思います。かなり傷みが激しいので、やるということは非常に結構なことです。駐車場、予算の概要にいろいろ説明載ってますが、駐車場の位置、これ何台ぐらい予定されとるのか。 それからね、あのテニスコートなどは、あれテニスコートってかなり傷んできちゃんので、あそこへつくるんだと思うんですが、テニスコートなどはどうなるのか。それから駐車場の位置。 それからね、この本体改修ていうふうに括弧して書かれてますね。これはこれでわかるんです、更衣室、トイレ。シャワー室、やっぱりこれ予定を、せっかく整備されるんですからね、できれば温水のシャワー、やっぱり予定すべきですわ。前に官舎来んのやからね。そやから、官舎に入られる人たちも使っていただくことが非常に有効利用になると思いますし、官舎に来る人は海南だけの人と違いますからね。もちろん海南市民は大事ですよ。そやけれども、やっぱりそういう温水のシャワー室などが設置をしていかなあかんと思うので、私はですよ、そういうふうに私は思ってますので、トイレや更衣室の改修含めて、シャワー室などの整備は予定されるかどうか。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 池田教育委員会総務課長  〔教育委員会総務課長 池田 稔君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(池田稔君) 14番 河野議員からいただきました164ページ、167ページに係ります就学援助費の配布方法と平成23年度予算はの御質疑に御答弁申し上げます。 就学援助費につきましては、学校長が保護者である受給者から委任を受け処理してございます。保護者への支給につきましては、振り込み処理を行っておりますが、家庭の事情等から学校長が直接保護者に支給している場合もございます。 あと、平成23年度の小学校の就学援助費の予算につきましては平成22年度予算より160万1,000円増の2,602万円、それから中学校の就学援助費の予算につきましては平成22年度予算より105万8,000円増の1,136万8,000円を計上させていただいてございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 井川学校教育課長  〔学校教育課長 井川勝利君登壇〕 ◎学校教育課長(井川勝利君) 14番 河野議員の御質疑に御答弁申し上げます。 1点目の中学校部活動指導者の内訳でございますけれども、バスケットボール3、陸上競技2、ソフトテニス2、サッカー2、バレーボール2、卓球2、計6種目でございます。 2点目、幼稚園の臨時職員についてでございますけれども、平成23年度は26人の臨時職員で、日額7,500円ということでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 田幡生涯学習課長  〔生涯学習課長 田幡好章君登壇〕 ◎生涯学習課長(田幡好章君) 14番 河野議員からいただきました184ページ、市民体育事業交付金の中の駅伝コースでございますけれども、歴史と伝統ある海南市競争駅伝大会を本年度は54回の開催となりまして、178チーム、890人の選手の御参加をいただきました。 前回から、市民運動場をスタートし市民運動場をゴールとする、それまでの海南市役所前をスタートするコースから大きく変更してございます。選手のコースの安全を考えまして、若干本年度始めましたコースに手直しし、いろいろ検討してまいりたいと考えてございます。 それから、184ページの市民体育館整備工事に伴う御質疑でございますけれども、駐車場の位置ですけれども、現在のテニスコートを廃止して、その後に25台から30台が駐車できる駐車場を設置する予定でございます。 それから、シャワー室でございますけれども、改修は行う予定になってございますけど、今のところ温水は考えてございません。 それから、体育館の工事の内容ですけれども、屋根の外装の塗装工事、それから内装の張りかえ、床の塗装、浄化槽設置等を予定してございます。 以上でございます。御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 就学援助の件についてはね、いろいろと小学校や中学校の規模にもよりますからね、大きな金額ですし、確実にやっぱり父母に渡すことと、そしてお金のことですからね、学校などの校長初め事務の先生方も大変だと思いますので、適切な指導をしていただくようよろしくお願いします。これは別にそれ以上質疑いたしません。 次に、幼稚園は日額教えてくれたんやけどよ、時間給幾らかな。それだけちょっと幼稚園のあれは。基本的には私は正規の職員ふやしてほしいということですが、それもあえて言いません。そういう観点ですが、時間給幾らというふうにお考えですか。 それと、駅伝のこれももう要望しとか。やっぱり私は、マラソンのコースは下津のあそこは、あれはあれでいいと思うんですが、駅伝ちゅうのはかなり海南市の伝統ある冬の、しかもだんだんいろんな状況の中でふえていってますからね。人口減の中でも参加者がふえていってる。これ、非常に結構なことですわね。 ですから、やっぱりもっと、まあいろいろコースでは悩まれてる。ずっと1回大会から、時に和歌山市らも走ってましたからね。いろいろコースで悩まれとるのはようわかります。そやけど、ゴールはこの市役所って言いませんけど、スタートぐらいはやっぱり市役所にしていただいてね、やっぱりその方向でこれはもう検討してください。 それから、市民体育館。これはやっぱりお金かかるけどね、温水器の費用ぐらい知れちゃるぞ、課長。これは、どこでも温水シャワー今出るで。これ7,500万円ったらかなり大きな整備やいしょ。今ごろはやっぱり、そらきれいに今ごろトレーニングしたって汚れ落ちへんし、ふろへ入らな日本人の感覚ではだめやと思いますけどね、温水シャワーね、これは当たり前の話ですよ。これはちょっと教育長、答弁していただけますか。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 井川学校教育課長  〔学校教育課長 井川勝利君登壇〕 ◎学校教育課長(井川勝利君) 14番 河野議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 先ほど日額7,500円と御答弁させていただきましたが、時間当たりに換算いたしますと1,000円でございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 西原教育長  〔教育長 西原孝幸君登壇〕 ◎教育長(西原孝幸君) 14番 河野議員からの市民体育館の整備事業についての御質疑に御答弁を申し上げます。 シャワーの設備の関係で温水シャワーを設置してはどうかという御質疑でございますが、今後、財政当局とも十分折衝をしながら検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ------------------- △会議時間の延長 ○議長(磯崎誠治君) この際、本日の会議は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 ------------------- ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 財政当局に振られたら、こっちも財政当局に聞かなしゃあないな。いや、予算の執行する権利は持っちゃるけど財政権ないんよ、ここね。 教育委員会からそういう話し合いあった場合よ、総務部長、企画財政課長か、これどうされます。今の時代ね、もうそういうことをきちっとやっぱりしていくべきだと思うんや。真冬の一時期だけやん、使うったら。費用は知れちゃる。設置費も簡単や、あんなもん。大して要らんよ。 そやから、せめてそれぐらいしてもええと思うんでね、予算を執行、向こうからのつけてくれ、つけてくれやんという話があればどうされます。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 市長 神出政巳君  〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 14番 河野議員の市民体育館整備事業にかかわって、シャワー室を温水シャワーにしたらという御提言でございます。 この件については、一度この整備事業全体の中で再度検討させていただきますが、予算的にも大変厳しい中でいろいろ事業を行っていますので、また利用者の受益者負担とか、またそういったことにもなりかねないかなというようなことも思いますので、いろいろあわせて勘案して検討させていただきたいと思います。 ○議長(磯崎誠治君) 他に御質疑ございませんか。 4番 前山進一君 ◆4番(前山進一君) 1点だけよろしくお願いします。 教育諸費、159ページで、予算の概要ですけれども、78ページの適応指導教室運営事業でよろしくお願いします。 たしかこれ平成19年ごろから事業としてされてるんですが、ここにも書かれてるように、不登校の児童・生徒に対して集団生活への適応、情緒の安定、基礎学力の補充、そして基本的生活習慣の改善等のための相談及び学習指導を行うと、こういったことで学校への登校を促していく一助にしていくという事業であるというふうに載せられておりますが、今のこの教室の体制というんか状況ですけれども、どういった体制で運営されているかと、そしてまた、今、利用の状況はどのようになっているか、このことでよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 井川学校教育課長  〔学校教育課長 井川勝利君登壇〕 ◎学校教育課長(井川勝利君) 4番 前山議員の御質疑に御答弁申し上げます。 さまざまな悩みや課題を抱える子供たちや保護者等に応じるために、市民会館と教育委員会に相談場所を開設しております。また、海南市内の小中学校に在籍する者で、さまざまな要因により登校困難な状況にある児童・生徒に対しまして、在学校への復帰を目指すために集団指導及び学習指導等を行う適応指導教室を開設してございまして、平成19年度から設置してございます。 平成21年度は8人の生徒が入室しまして、うち中学校3人が学校復帰を果たし、また4人が高校に進学するなどの一定の成果を得ることができました。これにつきましては、指導員、もと教育相談の経験がある者1人と教育推進相談員1人、この2人を配置いたしまして、子供や保護者等の悩みに対応するために教育相談活動並びに適応指導教室の運営に当たっているところでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。 4番 前山進一君 ◆4番(前山進一君) どうもありがとうございます。 平成21年度、8人の不登校の生徒が3人復帰したというふうにお聞きしております。成果がこういうふうに上がっているということであると思うんですが、先生は、中心になる先生が1人で、あと指導員が2人というような体制で行っておられるということです。 この不登校がふえていく現状で、日本全体での問題ですけれども、そんな中で不登校をなくしていくというのは非常に大事なことであります。 聞きたいのは、現状で今どうかということなんですが、この事業費というのは結局は人の何人で、そしてまたお金を幾ら投入してるかという問題になってくると思うんですが、これでよいか、十分かということをお聞きしたいんですが。 ○議長(磯崎誠治君) 当局から答弁願います。 西原教育長  〔教育長 西原孝幸君登壇〕 ◎教育長(西原孝幸君) 4番 前山議員からの適応指導教室に係る御質疑に御答弁を申し上げます。 不登校児童生徒の減少に向けた取り組みについて、これで現状は十分であるかという問いでございますが、不登校への対応につきましては、今関係課長から御答弁申し上げましたように、適応指導教室という形の対応と、中学校にはスクールカウンセラー、それからそのスクールカウンセラーが小学校にも、小学校の保護者、児童へも対応するという形で現在は対応しております。 このような状況、ここ数年の中で、海南市の不登校児童・生徒については減少の傾向にあるという状況であります。十分かと問われますと、十分という確実な答えは申し上げにくいですが、成果は上げているということで御承知いただきたいと、そのように思いますので、御理解願いますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(磯崎誠治君) 再度の御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって9款教育費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、10款災害復旧費について、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって10款災害復旧費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、11款公債費について、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって11款公債費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、12款予備費について、御質疑ございませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって12款予備費に対する質疑はこれで終了いたします。 以上で、歳出各款についての質疑は終わりました。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。 △午後4時42分延会  ------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長  磯崎誠治 議員  中家悦生 議員  橋爪美惠子 議員  片山光生...